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help リーダーに追加 RSS ウォルトン 交響曲第1番 / ダニエル イギリス・ノーザン・フィルハーモニア

<<   作成日時 : 2006/01/25 01:37   >>

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古今の“第1交響曲”の中でもカッコ良さではナンバーワンではないかと思っております。

第1楽章のティンパニのトレモロの雲海の中から『タッタタッタタッタタカタカ』という弦の刻みにのって吹かれるオーボエのソロから引き込まれます。それが段々刻みも大きくなり、主部に入っていくのですが、悲劇的な曲想ながら、カッコ良いことこのうえないです。
この曲を作曲したころ、ウォルトン自身、必ずしも幸福な時期ではなかったようですし、ヨーロッパ全土が戦争の予感におびえていたころですが、この第1楽章と第4楽章のエネルギッシュな楽想は、そういった背景が、この音楽家の中で熟成され、単に“負”に作用せず、外へ外へと向かって、人の意識を鼓舞するような、勇気をあたえるようなものを生み出しているように思えます。
第2楽章の妖精が飛び跳ねるような音楽。
第3楽章の暗鬱。
第4楽章の堂々たる序奏と弾けるような音楽。
“暗から明へ”、のりの良いリズムもメロディーも申し分ない、しかも4楽章という交響曲の王道。
もっともっと、メジャーになってしかりだと思うのですが。
カラヤンがベルリンフィルでニールセンやオネゲルの交響曲のように録音で残してくれれば良かったのに。(カラヤンはこの曲を若い頃、ローマのRAI交響楽団で演奏していて、例の“Great Condudtors of the 20th century ”にも入っているのですが、如何せん録音が古過ぎます。)

私の愛聴盤はNAXOSでウォルトンのシリーズをコンスタントに出しているポール・ダニエル指揮のものです。
オケもメジャーではありませんが、曲へのシンパシーからか、なかなかの熱演をみせてくれます。

NAXOS 8.553180

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ウォルトン作曲、交響曲第1番
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