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zoom RSS ラヴェル ピアノ協奏曲 / アルゲリッチ アバド ベルリンフィル (1967年録音)

<<   作成日時 : 2006/10/22 20:56   >>

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若かりし日のアルゲリッチとアバドの作る音楽の魅力的なこと。最初は、奔放なカルメンと生真面目なドン・ホセとのやり取りのように思えるような大人しい第1楽章のオケの出だしでしたが、アルゲリッチのピアノがアバドとべルリンフィルに火をつけ、最後は火の玉のように突進していきます。

アルゲリッチの濃厚だけれど、下品にならない、最高に色気のあるピアノ堪りません。決して、ラヴェルの精密機械のようにつくられた音楽にアルゲリッチのいわゆる“奔放さ”、決して相性が良いとも思えないのですが、彼女にはそんなこと関係ありませんね。自分の流儀で曲の最大限の魅力を掘り起こしてしまいます。アバドは几帳面に伴奏をつけているのですが、彼も火がつくとなかなかの熱血漢であります。2人の良い面が最高に出た、大名演です(というかアルゲリッチという人、ピアノを弾くというだけで“名演”が約束されてしまうような天才ですから、今更私が褒めるまでもありませんけれど。)。

とくに、私の偏愛するこの曲の2楽章でのピアノの粒立ちの良い、しかもほんのりと朱色がかっているような音色と、ベルリンの管楽器の名手たちとの交歓の素晴らしいこと。美しすぎて“うるうる”してきます。

3楽章の超スピードの音楽、ピアノもオケも凄いです。途中で“ゴジラの音楽=伊福部先生作曲”のようなところがあって、そこ、私のツボなんですけど、これがまたカッコ良くて痺れる・・。
アルゲリッチドンドン曲の終わりに向かって追い込んでいきます。それに余裕で答えるアバド+ベルリンフィル。ブラボーの三連発です。



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ラヴェル:ピアノ協奏曲 アルゲリッチ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 第1楽章。ピアノは滑らかでソフトなタッチ。表情の変化も多彩。第2楽章のピアノは弱音が多く、静かな雰囲気で曲は進む。第1楽章から第3楽章まで、ピアノとオケのバランスがよくどちらの音も聴こえてくる。オケはうまく、各音がよく聴こえる。ベルリン・フィルの音色はスタイリッシュである。  Sクラスの名盤。... ...続きを見る
クラシック音楽の友
2007/03/14 09:13

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。TBさせていただきました。よろしくお願いします。
カシュカシュ
2007/03/14 09:13
 garjyuさん、おはようございます。今日のgarjyuさんの記事から、去年お書きになられたこのラヴェルのところにきております。実は今日このト長調を書かせて戴こうかと思っております。それにしても アルゲリッチ のピアノ、アバド ベルリンフィル とは最高ですね。アバド では、ロンドン響 もありますね。今日書かせて戴くのは、この盤に次ぐ・・・これから出かけるものですから、夕方になると思いますが。アルゲリッチ を読ませて戴き一言。どうも朝から失礼致しました。
my favorite stories
2007/06/01 09:17
my favorite storiesさん、コメントありがとうございます。
気をつけていってらっしゃいませ。記事楽しみにしております。
garjyu
2007/06/01 10:01

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