一年365枚NEO 2017

アクセスカウンタ

zoom RSS クライバーのヨハン・シュトラウス《こうもり》序曲 /南ドイツ放送交響楽団 (DVD) (新365枚

<<   作成日時 : 2007/06/15 14:34   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 4

画像


『勝手にカルロス・クライバーの日』。
このDVDには、2曲のオペラの序曲のリハーサルと本番風景が収められています。今日は、時間の関係もあるので、ヨハン・シュトラウスの《こうもり》序曲のリハーサル風景と本番だけを鑑賞しました。

コンサートでの即興的ともみえるクライバーの指揮の振り方とその姿。クライバーファンは、それが見世物なのではなく、そこにいたるまでにかなり長時間のオーケストラとのリハーサルと、それ以前の本人の楽曲そのものと、その背景にあるもの把握(いわゆる“勉強”というやつですな。)に裏付けられた合理的な“物理的な運動”、“演奏の指示方法”であることをご存知のことでしょう。そう、あの指揮の動きがすべて計算されたものなのです。
その、一端がここに収録されているリハーサル風景に見られます。
もうリハーサルのときから、奔放に見える“棒”を振っています。しかし、それが何と、音楽の表情を喚起させることか。しかし、彼は彼の雄弁な“棒”以上に、入念に言葉による指示をします。譜面にはない、オペラそのものセリフなどを絡ませながら歌い方を指示したり、ときには冗談を言ったりしながら、オーケストラ自身から演奏することへの悦びを引き出そうとします。

1930年生まれの指揮者の1969年、1970年の映像ということなので、39歳、40歳くらい。ここまでに彼は何回この曲を演奏してきたのでしょうか。彼の指示にためらいや迷いは全くありません。様式として、もうこの段階では彼の《こうもり》序曲のスタイル(理想とする演奏)は完成していたと言って良いでしょう。
彼は、ウィーンフィルをはじめ、色々なオーケストラと、この後も何回も《こうもり》全曲、序曲を演奏しています。そのたびごとに見事な演奏を聴かせてくれますが、それがいわば“ほとんど同じ演奏”なのです。しかし、毎回感動してしまう。
こんな指揮者は他にはいないですね。

CDで聴いても感動しますが、このDVDは、関心もしてしまいます。指揮自身は本番よりもリハの方が奔放で大振りしていて面白いです。

何か小学生の作文みたいになってしまいました。唖然として、レビューになりません。

これはクライバーのファン、指揮者というものがどういうものか何かを知りたい方は必視聴ですね。モノクロ、モノラルですが、そんなこと忘れさせてしまう、吸引力のあるソフトです。



もし、私の書いたことがお気に召したり、お役に立てたりできたのであれば、3つのランキング↓に参加していますので、クリックいただければ幸いです。
人気blogランキングへ
にほんブログ村 クラシックブログ
音楽ブログランキングへ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ベートーヴェン交響曲第4番〜勝手にクライバーの日
交響曲第4番 カルロス・クライバー指揮バイエルン国立管(1982)  クライバーはベートーヴェンの第7番のバイエルンのライブが本当に素晴らしかったので、続けて聞いたのが田園。 これはちょっと期待はずれ。 ...続きを見る
★ 音楽と季節の記♪ ☆
2007/06/16 00:43

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
garjyuさま こんばんは

本当に、クライバーさんの「こうもり」序曲、素晴らしいですよね、衛星放送で、このDVDは観たことがあります。余程あの棒には慣れていないと、ああいう演奏はできないと思いますね。本当に奔放な棒、というのは、ああいう棒を言うのでしょうね。それに、出てくる音楽が、その指揮ぶりと一致しているところが、また素晴らしいですよね〜。

本当に素晴らしい指揮ぶりだと思います。

ミ(`w´彡)
rudolf2006
2007/06/15 18:09
こんばんは。

>そのたびごとに見事な演奏を聴かせてくれますが、それがいわば“ほとんど同じ演奏”なのです。しかし、毎回感動してしまう。

私はVPOのを聴いていてこのテイクは知らないのですが、クライバーの計算が徹底されているのですね。

リハーサルでいろいろ話している姿はお店で放映しているのを見たことがあります。本当にいろいろなことはなしていますね。
ダンベルドア
2007/06/16 00:55
rudolf2006さん、コメントありがとうございます。
オーケストラの方々からすると、あの棒は実際見やすい棒なのでしょうか。そこらあたりは興味あります。
彼の演奏会では(オペラでも)、オケや歌手をみずに、ついつい彼の指揮ぶりはかりを見てしまいますが。
garjyu
2007/06/16 11:50
ダンベルドアさん、コメントありがとうございます。
ウィーンフィルのテイクでも、このDVDの演奏でも、器は変わっても盛り付けている料理は同じような気がします。しかし、どれもが今取れたての素材をつかったように新鮮な音楽になるのです。
こんな我々を虜にしてくれる指揮者は、我々が生きているうちには現れないのでしょうかね。
(100年にいっぺんの指揮者なら現れない計算ですね。)
garjyu
2007/06/16 11:54

コメントする help

ニックネーム
本 文
クライバーのヨハン・シュトラウス《こうもり》序曲 /南ドイツ放送交響楽団 (DVD) (新365枚 一年365枚NEO 2017/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる