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zoom RSS これぞベストセカンドチョイス?! ベルリオーズ 幻想交響曲 / ラトル ベルリンフィル

<<   作成日時 : 2009/01/11 14:14   >>

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この曲を立体的に俯瞰した個性的名演。

・幻想交響曲
・カンタータ『クレオパトラの死』
 スーザン・グラハム(ソプラノ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サイモン・ラトル(指揮)

許光俊氏の本CDへの評↓
http://www.hmv.co.jp/news/article/812020177
が発端で、HMVのユーザーレヴュー↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2752648
が喧しいことになっております。
私の場合、許氏の推薦するものは大抵お気入りになるので、彼の評がきっかけでこのCDを手にすることになりました。大体、今更、幻想交響曲の新譜なんて、よっぽどのことがないと購入なんかしないですものねえ。

とりあえず、許氏の評は評として、虚心坦懐(ダジャレです。)にこのCDを聴いてみました。
『今までは意識していなかったフレーズが色々聴こえる・・。』これが最初の感想。『もう一回聴きたい。』と次に思う。そして聴く。また『もう一回聴きたい。』と思う。
ちょっとした中毒ですな。これ、チェリビダッケのCDを聴いたときの感覚と似ています。そういえば、チェリビダッケ、ミュンヘンフィルとはこの曲を残していないのですよね(1960年代のトリノRAI響との映像http://www.hmv.co.jp/product/detail/2545714があるようです。)。だとすると、このラトルのCDの意義はとても高いと思うのですね。

何やかにや言いつつ、ミュンシュ パリ管が私のデフォルトです。もうひとつ言えば、バーンスタインのフランス国立管弦楽団(最初にこの曲を好きになった演奏なので)かなあ。それらのデフォルトのCDを聴いて聴いて、身にしみている私には、このラトル盤は新しい発見の連続であります。

・普通録音などでは省かれる繰り返しを忠実に行いつつ、繰り返されるとき、同じ場所であるはずのところが“同じ場所”に聴こえない。
・普通の指揮者なら圧倒的な迫力で大きなヤマをつくるハズの第4楽章で、不気味なくらいにおとなしく、そして分析的に細かく音楽を作っている。
・第5楽章は、録音の妙かもしれないが、金管や鐘が奥行深く配置されとても面白い効果を生んでいる。
・ずっとつまらないと思っていた第3楽章をなかなか良いテンポで美しく聴かせてくれる。初めてこの楽章を“好き”と言えるようになった。
・先にも書いたようにデフォルト演奏では聴こえないようなフレーズがあちらこちらから聴こえる。

これで、テンポが極限的におそければ、チェリビダッケの演奏です・・といわれても疑わないかもしれません。
いずれにしても、最初の“幻想”には向かないかもしれませんが、2番目の“幻想”として手元においておく価値があるもの・・と私には思われました。


ベルリオーズ 幻想交響曲 / ラトル ベルリンフィル @HMV


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
私もミュンシュ・パリ管のレコードで入門しているのですが、
最近はクレンペラーが一番好きですね。あの突き放し感が最高です。

ラトルの評判はかなり二分していますね。最近EMIの録音がきらいなので、なかなか手が伸びませんが、機会があれば聴いてみますね。ラトルの幻想。
ピースうさぎ
2009/01/11 19:00
ピースうさぎさん、コメントありがとうございます。
そう、クレンペラーも気になっているのに手がでていないくらい、幻想交響曲には興味なかったのですよ。ちょっと、今“幻想”モードなので、この機にクレンペラーも聴いてみたいと思います。
garjyu
2009/01/11 20:10

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