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zoom RSS 正統派力作の力演。マクミラン 聖ヨハネ受難曲 / コリン・デイヴィス ロンドン交響楽団

<<   作成日時 : 2009/04/11 07:17   >>

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これは次代にも受け継がれるであろう力作です。

聖ヨハネ受難曲
 クリストファー・モルトマン(Br キリスト)
 ロンドン交響合唱団(合唱指揮:ジョセフ・カレン)
 ロンドン交響楽団
 サー・コリン・デイヴィス

中庸の美徳をそなえた永遠の中堅指揮者というイメージだったコリン・デイヴィス、もう80歳になっちゃたのですね。このマクミランの《聖ヨハネ受難曲》は、その彼のためにロンドン交響楽団、ロイヤル・コンセルトへボウ管(ベイヌム財団)、ボストン響そしてベルリン放送合唱団とが共同で、マクミランに委嘱された完全新作です。
そしてこのCDはその初演を録音したもの。

現代にあっても、保守的というかロマン派的といえる作風が持ち味といわれるマクミランですが(と書きつつ、彼の作品を聴くのは初めてだったかも。)、良い仕事しています。
エヴァンゲリストに替えて、福音書の物語の進行役として14名編成の室内合唱を使うというアイデア以外には、先に紹介したタン・ドゥンの《新マタイ》のような特殊な編成でも、斬新な音響があるわけでなく、渋い作品と言えるかもしれません。しかし、ひとつひとつの音が主張し、エネルギー(これは演奏にもよること大ですが。)を放っています。長さは長さとしてでなく、きちんと聴き応えに還元されているのです。金管のファンファーレ、バリトン(イエス)と大合唱の雄たけびの中を、14名の静謐なコーラスが話をすすめていく。最後のオーケストラだけのフィナーレは何とも底知れぬ響きで聴き手を虜にしてしまいます。

しかし、コリン・デイヴィス、80歳になって、こんな大曲の新作を初演するその強靭な精神には心底尊敬します。80歳なんて普通のおじいちゃんならステッキを持ってゆっくりと歩くのがやっとだったりするんですよ。昔からのレパートリーを演奏し、その人の存在感だけでオケが鳴り出すというような“巨匠モード”に入ってもおかしくないのに、このチャレンジングなこと・・。コレだけの大編成の大曲、ただただ指揮棒を振っていれば曲になるというものではありません。入念なリハは大変な労苦であったことでしょう。曲を弛緩させない集中力は、彼自身の若いときよりも増しているのではないでしょうか?

いずれにしても名曲の名演、なかなか歯ごたえはありますが、宗教曲好きとしては聴いておくべきCDでしょう。


マクミラン 聖ヨハネ受難曲 / コリン・デイヴィス ロンドン交響楽団 @HMV




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