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zoom RSS 古楽xロック。スティング Songs From The Labyrinth〜ジョン・ダウランド歌曲集

<<   作成日時 : 2009/04/25 09:16   >>

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これは凄いかも・・。

1 Walsingham
2 Can She Excuse My Wrongs
3 "Ryght Honorable..."
4 Flow My Tears (Lachrimae)
5 Have You Seen the Bright Lily Grow
6 "...Then in Time Passing on..."
7 Galliard
8 Lowest Trees Have Tops
9 "...and Accordinge as I Desired Ther Cam a Letter..."
10 Fine Knacks for Ladies
11 "...from Thenc I Went to the Landgrave of Hessen..."
12 Fantasy
13 Come, Heavy Sleep
14 Forlorn Hope Fancy
15 "...and from Thence I Had Great Desire to See Italy..."
16 Come Again
17 Wilt Thou Unkind Thus Reave Me
18 "...After My Departure I Caled to Mynde..."
19 Weep You No More, Sad Fountains
20 My Lord Willoughby's Welcome Home
21 Clear or Cloudy
22 "...Men Say That the Kinge of Spain..."
23 In Darkness Let Me Dwell

エディン・カラマーゾフ(リュート)
スティング(ボーカル)


これも、先のカプースチンと同様、
林田直樹著 『クラシック新定番100人100曲』(アスキー新書)↓
http://garjyu.at.webry.info/200902/article_2.html
で推薦されていたCDです。

ロック音痴の私、ポリス時代も含めスティングのアルバムなぞ1枚も持っておりません。有名な曲ならメロディくらいは聴けば分かるかも・・なんて程度です。ということで、多分このCDも、『クラシック新定番100人100曲』を読む前だったら、CD店の店頭に並んでいるのをみつけても、『へえ、ロック歌手が余技で英国の古楽なんかやっちゃってんだ。X JAPAN の YOSHIKI が山田耕筰の歌曲を歌うようなもんかいな(時代が違いますな。)。』などブツブツ言いつつ購入しなかったでしょうな。

そもそも、私、歌ものは、基本的にクラシックだろうがポップスだろうが“女声”しか興味ないんですよ。
しかし『クラシック新定番100人100曲』読んでしまったんです。ダウランドの章(曲目は《流れよ我が涙》、サブタイトルが『闇と静寂のリュート』)はこう始まります。
『ロック歌手のスティングが19世紀英国の作曲家ダウランドのリュート伴奏付き歌曲に挑んだことは、近年の音楽シーンにおける最大の事件のひとつだったと思う。』
“事件”ですって!?
これは面白音楽マニアの私としては“目撃(聴撃?)”せずばなるまい・・ですよ。

買った、聴いた・・。

最初の曲は普通のリュートだけの静かな短い曲、良い雰囲気です。2曲目からいきなりダミ声の“歌”が始まります。無防備に構えていたので、ズッコケそうになりました。しかし、途中重唱(スティングの声による多重録音)になるところで、思わずカッコ良い・・。』と聴き惚れてしまい、そのまま最後まで聴き通してしまいました。途中ダウランドが書いた手紙の朗読が挟まっていたり、教会の鐘や小鳥の鳴き声がかすかに聞こえてきたり・・いろいろな工夫もありますが、何が凄いって、やっぱりこのダミ声での歌なんですよね。私、ダウランドのまとまったCDというのは手元になくて、良く聴くバトルのCD↓
http://garjyu.at.webry.info/200612/article_17.html
に何曲かが含まれていて少し馴染みがある程度です。当然“クラシック畑の女声”との比較は意味がないっちゃないんですが、バトルとスティングの同曲異演、全然違う。まあ、いってみれば、スティングは“シャウト”はしないまでも、自分の流儀でちゃんと“ロック”しているんですよね。16世紀ルネサンス時代の音楽を演奏するときにはこうでなければならんというものは全く無視されている。まあ、そもそもダウランド自身がどんな歌い方をしていたかなんて今となっては分からないわけで、もしかしたら、スティングのような歌い方でなかったとも言い切れないのですが・・。
まあ、それはさておき、このダミ声が“古楽”という、ちょっとよそよそしいものに命を吹き込んでいる。木彫りの人形のピノキオに妖精がそうしたように・・。
というわけで、一流の音楽家はジャンルを超えるというのは分かっていたつもりでしたが、いまさらながらスティング恐るべしです。
どなたか、私にスティングの本業(ロック)の方の推薦盤ご紹介ください。


スティング Songs From The Labyrinth 〜 ジョン・ダウランド歌曲集 @HMV

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。私は最近、ポピュラー畑からクラシックに移行した者です。(「のだめ」がきっかけで開眼しました)スティングはかつてよく聴いていました。しかし”あの声”とクラシック音楽がどうしても結びつかず、このCDは無視していたのですが、こちらの記事を拝見して聴きたくなりました。アマゾンのレビューでも声が嫌いという方が高い評価をつけていましたし。ぜひ買ってみようと思います。
シルク
2009/06/06 23:43
シルクさん、コメントありがとうございます。
スティングの声、インパクトありますよね。しかし、この声だからこその表現力というのもあるるわけで、現代にこの古楽の正しく息づくべき姿のひとつとして、これは一機をお勧めします。
garjyu
2009/06/16 05:57

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