一年365枚NEO 2017

アクセスカウンタ

zoom RSS 恐れ入れ! バッハ マタイ受難曲 / メンゲルベルク 他

<<   作成日時 : 2010/04/25 12:06   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

濃厚、独特、歴史の重み。

画像


マタイ受難曲(録音:1939年4月2日、アムステルダム)

ウィレム・メンゲルベルク(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
アムステルダム・トーンクンスト合唱団
ザンハルスト少年合唱団(合唱指揮:ウィレム・ヘスペ)
カルル・エルプ(テノール)
ウィレム・ラヴェッリ(バス)
ジョー・ヴィンセント(ソプラノ)
イローナ・ドゥリゴ(アルト)
ルイ・ファン・トゥルダー(テノール)
ヘルマン・シャイ(バス)

聖金曜日もとっくに過ぎていたのですが、何気なく寝床の超安物CDラジカセ(“カセット”はついていないから、“CDラジ”ですな)で、このCDを聴き始めてしまいました。

『よし、マタイを聴こう!』とか『メンゲルベルクの歴史的演奏を堪能してやろうじゃないか。』といった覚悟をして臨んだわけではありませんでした。
『ラジカセ(だからCDラジだって。)で静かに音楽を聴くのであれば、ダイナミックレンジの狭い古いモノラル録音の“何か”が良いな。』
いやあ、そんな気持ちで聴いちゃいかん曲で、演奏でしたな。

最初の合唱から、ガツンと頭を殴られたような衝撃。“慟哭”を音にしたらこうなりました・・という見本のような音楽に金縛りにあったようで、BGMにしようとしていた自分の馬鹿さ加減を思い知らされました。
そして、金縛りにあったまま、最後まで聴きおえて得たずっしりと重い手ごたえと感動・・。良かった良かった。

このメンゲルベルクの“名盤”については、クラシック音楽ファンの多くの方々から、音も悪く(1939年のライヴ録音ということを考えると、驚異的に良い録音とも言えるのですけれど。)、古楽研究が進んだ今日からすると演奏様式として“古臭い”ということで、資料的な価値しかないと言われているし、私も半分は『そうかな?』と思っていたのですが、今回これを聴きなおして、改めて演奏の凄さに圧倒されちゃったんです。とくに響きの分厚い渾身の合唱に心奪われました。同じメロディのコラールをそれぞれの場面に応じ、これほど濃厚な味付けをした演奏は他にはないでしょう。

確かに、古楽器演奏で聴くことになれた耳には、『こんなところで、こんなテンポを動かすんかい。』とか『この迫力はワーグナーもびっくりするんとちゃう?(地震の場面やイエスを糾弾する民衆の合唱など)。』、『アカペラのコラールがロシアの合唱団みたい。』などなど突っ込みどころ満載なのですけれど、それら全てを、メンゲルベルクをはじめとする演奏者の、この未曾有の傑作に対する真摯な態度の表れであると受け入れることが出来れば、感動は必至でしょう。

もちろん、マタイ初心者には、カットも多く、録音も悪いこのCDを薦めることはしませんが、マタイが好きと言われる方には、一度は耳にして欲しいものですね。

バッハ マタイ受難曲 / メンゲルベルク アムステルダム・コンセルトヘボウ 他 @HMV




バッハ:マタイ受難曲(1939年 ライブ録音) ほか (3CD) (Mengelberg Tchaikovsky Symphony No.6, Bach Matthew Passion)
OPUSクラ

ユーザレビュー:
見よ! どこを? 我 ...

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る

J.S. バッハ:マタイ受難曲(メンゲルベルク)(1939)
Naxos
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

ユーザレビュー:
カットされている曲が ...
駄盤有名なヴィレム・ ...
聞こえてくるのは歴史 ...

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
恐れ入れ! バッハ マタイ受難曲 / メンゲルベルク 他 一年365枚NEO 2017/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる