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zoom RSS えっ、これって!? バッハ カンタータ第191番《いと高きところには神に栄光あれ》/ コープマン

<<   作成日時 : 2010/12/26 09:09   >>

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クリスマス用のカンタータのはずですけど・・。

画像


・カンタータ第191番『いと高きところには神に栄光あれ』
Gloria in excelsis Deo

1.Chorus“Gloria in excelsis Deo ”
2.Aria (Duet) “Gloria Patri et Filio”
3.Chorus “Sicut erat in principio”


Caroline Stam, soprano
Paul Agnew, tenor
The Amsterdam Baroque Orchestra & Choir

Ton Koopman


昨日は、クリスマス(降誕節第1日)に聴くカンタータとして、191番を選んでみました。

「これ、聴いたことがあったかなあ。」とぶつぶつ言いながら、CDトレイにのせる。すると出てきた音は!
「聴いたことがあるどころか、良く知ってるぞ!」

不勉強な私、200曲足らずの教会カンタータのうち、良く聴く10数曲を除けば、どれがどれやら分からない、一〜三度聴いたことがあるか、もしくは一度も聴いたことがないか(何せ、コープマンの全集、後半の数巻が未開封・・)という体たらく。ランダムもしくは、教会暦に応じて聴いてみては、「ああ、これだったか。」とか、「これは、聴いたことがないなあ。」などと言っていますが、今回のこれは、聴いたことがなかったはず。何せ未開封の21巻に入っていたから・・。「他の指揮者のCDで聴いたのかなあ。」と一瞬ボケをかましましたが、合唱の「グローリア!」の歌詞で得心。
「これ、ロ短調ミサだよね。」

日本語訳の『いと高きところには神に栄光あれ』でごまかされていました。原題が Gloria in excelsis Deo 、そのままやないですかね。


で、カンタータの権威、Noraさんのブログを拝見したら、
晩年(1745) BWV191 「いと高きところには神に栄光あれ」
* ロ短調ミサのグロリアのダイジェスト・バージョン。
とちゃんと書かれていました。

「ロ短調ミサは、既存の曲の流用が多かったんだものなあ。」

で、ちょっと手元にある本を確認してみたのですが、「ロ短調ミサの『キリエ』と『グロリア』は1733年にザクセン選帝候に献呈されている。」とありました。「191番が1745年でしょ。あれっおかしいじゃん。ロ短調の方が先だから、ここの部分は既存の流用ではないよなあ。『グロリア』だけ、後で教会カンタータとして演奏される機会を得たということか。」
191番のことを詳しく書いてあるものを見つけられなかったので、経緯は分かりませんが、Groria in excelsis Deo の歌詞の異色のカンタータ、クリスマスの気分にはピッタリといえば、ぴったりですね。

演奏は・・、コープマン、受難曲は録音しているけれど、ロ短調はなかったのではないかな。ロ短調、直近で聴いていたのが、小澤のモダン楽器+大合唱の重心が低い演奏だったので、コープマン盤、随分高い音に寄っているなあという感じはしました。コーアトーンによる調律のせいもあるかもしれません。ちょっと合唱の木目が粗い感じもします。でも、聴いているうちに良い気分になってきます。良い気分にさせる・・これがコープマンのバッハの特徴のひとつですね。
2曲目のDuet、ソプラノの清楚で可憐な歌声、惚れた。カロリーネ・スタムという人、知らないけれど。
3曲目は、堂々とした出来になっています。尻上がりに良くなっているような気がしますな。

バッハ カンタータ全集 Vol.21 / コープマン アムステルダム・バロック @HMV

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 勝手な初夢。  バッハはなぜロ短調ミサ曲を書き始めたのか。 ...続きを見る
♪バッハ・カンタータ日記 〜カンタータの...
2011/01/01 01:45

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 garjyuさん、新年早々トラックバックさせていただき、ごめんどうをおかけしました。
 今年もよろしくお願いいたします。
 ところで、コープマンは、ロ短調ミサも録音してます。(エラート盤)
 garjyuさんがお書きになってらっしゃるとおりの、このBWV191の演奏をさらに徹底させたような、聴いているうちに楽しくなってくる、明るく美しい演奏でわたしは大好きですが、ロ短調ミサ曲の一般的なイメージとは合わないせいか、それほど話題にはなっていないようですね。

PS、大晦日に、キングズ・シンガーズのクリスマス・オラトリオがとどきました。たのしみです。
Nora
2011/01/01 19:04
Noraさん、コメントありがとうございます。
新年のご挨拶はNoraさんのブログでさせていただいたので省略させていただいて・・。

>ところで、コープマンは、ロ短調ミサも録音してます。
それはそれはロクに調べもせず、偉そうに書いてしまい汗顔のいたりです。
実は、コープマン、彼自身の版の“マルコ”(DVD)以外、受難曲もCDは持っていないのです。彼のイメージに合わなさ過ぎると思っていたからですね。しかし、彼のカンタータを聴き進めるにつけ、こういうアプローチの受難曲やロ短調も、とても聴いてみたい思うようになりました。
ロ短調のCD探してみます。

Jazz版クリスマス・オラトリオ、Noraさんのレビュー楽しみにお待ちしています(今年のクリスマスでしょうか。顕現節には間に合わない?)。
garjyu
2011/01/01 21:03

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