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zoom RSS 神なき世界の孤独。バッハ カンタータ第14番《神もしこの時われらと共にいまさずば》/ コープマン

<<   作成日時 : 2011/01/30 08:59   >>

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1曲目はちょっとした迷宮と言えるかも。

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・カンタータ第14番《神もしこの時われらと共にいまさずば》
War Gott nicht mit uns diese Zeit BWV14

1.Chorus“War Gott nicht mit uns diese Zeit”
2.Aria“Unsre Starke heist zu schwach”
3.Recitative“Ja, hatt es Gott nur zugegeben”
4.Aria“Gott, bei deinem starken Schutzen”
5.Chorale“Gott Lob und Dank, der nicht zugab”

Johannette Zomer, soprano
James Gilchrist, tenor
Klaus Mertens, bass
The Amsterdam Baroque Oechestra & Choir

Ton Koopman

本日、顕現節後第四日曜日(主日)のカンタータは、14番《神もしこの時われらと共にいまさずば》と81番《イエス眠りたまえば、われ何に頼るべき》の2曲です。ちょいと少ないですね。
今回は、14番《神もしこの時われらと共にいまさずば》を。

この曲は初めて聴きました。
1曲目冒頭、聴き始めて思ったのは、コープマン、いつになく気合が入っているなということ。
で、曲が進むにつれて、異様に曲が重くなっていくようです。重苦しい、悲しいというのとは少し違う(曲自体は短調系には違いないのですが、悲劇的な色合いはそれほどないように思えます。)感じです。音の重なり合いによるものか?
ちょと不思議な感じがしたので、例によって、Noraさんのブログの過去記事を読ませていただくと、この合唱曲は「カンタータのフーガの技法」といわれるほどの複雑な構造を持った問題作であるとのこと。だから、コープマン、今回は頑張っているのかも・・。
ほほう、これは一度聴いただけでは、全容把握できそうもないので、何回も聴いてやろうじゃないの。
しかし、これは本当に密度の高い音楽ですな。決して苦痛ではないのですが、5分の音楽が、結構長く感じます。バッハのカンタータでこんなことを感じるのは珍しいです。
まだ、それぞれの声部を聴きとって、全体の構造を理解(というほどのものでなく、何となくの素人なりの納得)を得ていないので、これは、iPodに潜ませて、引き続き聴いていくとして・・。

2曲目のアリアは、いきなり明るい、ホルンの高音が技巧的なソプラノのアリアです。
「神様がいないと困ったことになってしまうわ。」と言った内容を屈託なく歌っているのですが、相変わらずZomerさんの声はチャーミングです。少年のよう。
ヴァイオリンの独奏など器楽も活躍してます。ホルンは結構苦しそうですけれど。

なかなか演劇チックなテノールのレチタティーヴォを経て、4曲目はオーボエの二重奏の美しい短調のバスのアリアがです。ファゴット(バスーン)も結構動きまわっていますが、オーボエが聴きものです。

「神に感謝がありますように」というコラールで、いつものようにあっさりとまとめられてはいますが、やはり、このカンタータ、冒頭の合唱曲にインパクトがありますね。軽いのが身上のコープマンがちょっと張り切っているぐらいですから。

ちなみに、これもNoraさんのブログで初めて知ったのですが、これが、バッハが書いた最後の教会カンタータなんだそうです。なるほど、そう言われると老練な感じがしますわ。


バッハ カンタータ全集 Vol.20 / コープマン アムステルダム・バロック@HMV

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 トラックバック、ありがとうございます。
 冒頭合唱、すごいですよね。
 garjyuさんの記事を拝見してコープマン盤を聴いてみましたが、第2曲のアリアが思ったよりずっと明朗でした。
 たいていの指揮者は、全体的に雰囲気を統一しようとするのですが、コープマンは、各曲の持ち味をそのまんま生かそうとしていて、ギャップがたまりません。

 断片や手直しを除けば、この後にあとBWV30がありますが、(これは世俗カンタータのパロディですが、原曲の世俗カンタータもBWV14の後作曲)
 この曲は底抜けに明るく、無条件に楽しい曲なので、BWV14冒頭とのギャップはもっとすごいです。
 晩年のバッハは、ほんとにわけわかりませんね。
Nora
2011/02/01 14:28
Noraさん、コメントありがとうございます。
>晩年のバッハは、ほんとにわけわかりませんね。

フーガの技法、捧げものなどの抽象的な世界の魅力が、カンタータにもあったのですね。
いやあ、本当にカンタータ、なんでもありと感じ入った次第です。
30番、じっくり聴いてみます。
garjyu
2011/02/03 19:23

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