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zoom RSS 信仰の吐露。バッハ カンタータ第123番《愛するイマヌエル、信仰厚き者の将軍よ》/ コープマン

<<   作成日時 : 2011/01/06 18:33   >>

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しっとりした合唱曲に導かれる敬虔な世界。

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・カンタータ第123番《愛するイマヌエル、信仰厚き者の将軍よ》
Liebster Immanuel, Herzog der Frommen

1.Chorus“Liebster Immanuel, Herzog der Frommen”
2.Recitative“Die Himmelssüßigkeit, der Auserwählten Lust”
3.Aria“Auch die harte Kreuzesreise”
4.Recitative“Kein Höllenfeind kann mich verschlingen”
5.Aria“Laß, o Welt, mich aus Verachtung”
6.Chorale“Drum fahrt nur immer hin, ihr Eitelkeiten”

Franziska Gottwald, alto
Paul Agnew, tenor
Klaus Mertens, bass
The Amsterdam Baroque Oechestra & Choir

Ton Koopman

1月6日は顕現節、12月25日に生まれたイエスが、いよいよその神として本質を示し始めた日ということで、クリスマス同様、キリスト教では重要な日とされているのでしたね。
一般的なエピソードとしては、この日に、東方の三博士(もしくは三人の王)がイエスのもとを訪問したのがこの日として知られています。

実は、イエスの誕生日を12月25日としている宗派、1月6日としている宗派があったのを、教会が12月25日を誕生日と定めるかわりに、1月6日を別の記念日として残したのだという事情もあったようです。

さて、この日のカンタータは65番《人々シバよりみな来たりて》、123番《愛するイマヌエル、信仰厚き者の将軍よ》 の2曲、それと『クリスマス・オラトリオ』の最終部ということになります。
65番は、ずいぶん前ですが、取り上げていますので、今日は123番を聴いてみました。

1曲目は、しっとりとした短調の合唱曲です。
弦楽器と木管楽器の織り成すあやの美しいたゆたうようなイメージの序奏に導かれ、やや深刻な面持ちで合唱が表れます。なんとも美しい。

3曲目、オーボエ・ダモーレの吹く憂いに満ちたメロディにのって、テノールが歌いだします。
ミヒ、ニヒト、ニヒト・・という、繰り返しが、字足らずだったのでしょうか、何か妙な余韻を残します。
途中、明るく弾むような部分も現れますが、すぐに暗転し、もとの歌詞に帰って行きます。

4曲目の力強いバスの信仰告白に導かれる5曲目は、フルートのオブリガートの美しい明るいバスのアリア。ここまで来て、信仰は確信を持ったということなのでしょうか。

6曲目のコラール、器楽が合唱によりそい溶け込むような伴奏が美しい演奏です。

顕現節のめでたき日に、暗め、重めの色調の音楽、これは、信仰の試練などを表しているのでしょうか? 背景の分からない私は、美しい音楽に身をゆだねるだけなのですけれど。
あと、単なる私の感想ですが、1曲目のゆれるような序奏の旋律、3曲目の歌詞の繰り返しや途中での間などが、なんとなく歌謡的というかオペラ的な印象を持ちました。ちょっと、他のカンタータと印象が違うような。この曲も他曲のパロディなのかな(Ahasverus Fritschのリートを元に書かれているなどいうのが解説にありましたが。)。

バッハ カンタータ全集 Vol.14 / コープマン アムステルダム・バロック@HMV

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