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zoom RSS 梓弓・・。ストラヴィンスキー バレエ音楽『春の祭典』他 / ドゥダメル シモン・ボリバル

<<   作成日時 : 2011/01/07 22:37   >>

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血湧き肉踊らせるために・・。

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・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』

・レブエルタス:『マヤの夜』
 1.マヤ族の夜
 2.どんちゃん騒ぎの夜
 3.ユカタンの夜
 4.呪術の夜 

シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ

グスターボ・ドゥダメル

2010年2月1〜7日、カラカス


今年一番の寒さだそうです。
しかし、古来、暦上一月は春・・、こんなに寒いのに春。

少しでも暖かくなるため、体の中から“春”を感じるために聴く音楽としては『春の祭典』ということになりますか。

『春の祭典』(以下“ハルサイ”)、超難曲で、演奏されるだけで凄いことだった時代というのもあったのでしょうが、いまやアマチュアとか学生のオケでも難なく(ということもないでしょうが。)演奏してしまう。
しかし、容易に演奏できるようになることによって、この曲の価値は、むしろ減価してしまったのではないか・・と思うのは気のせいでしょうか。単に私が、この曲に興味が少なくなってしまったということかな。

一応、私的にはこの曲のデフォルトというか、規範はドラティ盤です。緻密さ精確さと同時に前進性や野蛮さも合わせもつ名演だと思います。
それ以降、あまり積極的にこの曲を追いかけていないので、1990年代以降の録音については、ほんの少ししか聴いてこなかったですね。
そんな中で、最新の話題の録音からひとつということで、このドゥダメル盤です。

ユース・オケ→若い→やる気満々→ハルサイ向き ということで選んだのです。

そうそう、このバーンスタインの《マンボ〜ウェスト・サイド》の動画↓で、





デュダメル + シモン・ボリバル・ユースの元気系の曲の適性は分かっていましたから(この《マンボ》が入った『フィエスタ』というアルバムは、いまだ手に入れてはいないのですけれど。)。

しかし、ここで聴けるハルサイの演奏は、『ただただ元気です!』というものでもなかったですね。引っ込むところは引っ込んで、爆発するところは爆発して・・意外に巨匠風というか、オーソドックスな大人な演奏だという印象を持ちました。
“祖先の召還”のテヌートはちょっとビックリしましたけれど。

反面、『若者だから、もっと野蛮にはじけちゃっても良いんじゃない?』なんて思ったりします。
いや、太鼓もラッパも結構頑張っているけれど、懐が深いというか、大きい音場での録音だからか、音が飽和しないのがおとなしく感じさせるのでしょうか。もしかしたら、高いオーディオで、ダイナミック・レンジの広い音を再生できれば、印象は変わるのかもしれないです。
まあ、私の家の安いオーディオでも、盛り上がるところの打楽器は結構な音でなってましたから。
また、映像があると、インパクトは違うものになるでしょうね。

実のところ、私自身は、併録の『マヤの夜』をより面白く感じました。

この曲のCD、他に1枚持っているのですけれど、そちらで聴いたときピンと来なかった音楽(最後のクライマックスの4曲目《呪術の夜》が、ブツ切れという印象しかなかったのですよ。)が、ここでは、なんとも生き生きと表現されているのですよね。これは血のなせる業(レブエスタルはメキシコ人、デュダメルはベネズエラ人。まあ我々からみると、同じラテン・アメリカの人ということで・・)でしょうか。

異教の大神殿の威容を思わせる1曲目の冒頭、ちゃかちゃかと走り回る2曲目、結構ロマンティックな3曲目、大爆発の4曲目、下手をするとスペクタクル映画のBGM(もともと、これは映画音楽を後で組曲にしたものなんですな。)になってしまいそうなものを、下品になることなくも面白く、カッコ良く、盛り上がる演奏をしています。良いじゃあないですか。

結局のところ“春”を感じて熱くなるべきところ、“夜”の宴会で盛り上がり・・ということになってしまいました。


ストラヴィンスキー『春の祭典』、レブエルタス『マヤの夜』ドゥダメル@HMV

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