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zoom RSS 迷子のイエス様。バッハ カンタータ第154番《わが最愛のイエスは失われぬ》/ コープマン

<<   作成日時 : 2011/01/09 22:24   >>

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悲しみから喜び、そして決意にいたる、一編のドラマ。

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・カンタータ第154番《わが最愛のイエスは失われぬ》
Mein liebster Jesus ist verloren

1.Aria“Mein liebster Jesus ist verloren”
2.Recitative“Wo treff ich meinen Jesum an”
3.Chorale“Jesu, mein Hort und Erretter”
4.Aria“Jesu, lass dich finden”
5.Arioso“Wisset ihr nicht”
6.Recitative“Dies ist die Stimme meines Freundes”
7.Aria“Wohl mir, Jesus ist gefunden”
8.Chorale“Meinen Jesum lass ich nicht”

Bernhard Landauer, alto
Christoph Pregardien, tenor
Klaus Mertens, bass
The Amsterdam Baroque Oechestra & Choir

Ton Koopman


クリスマス、正月、顕現節とお祝いラッシュで進んできた教会暦も、ようやくルーティーンに戻ろうというところ。今日、顕現節後第一日曜日(主日)のカンタータは32番《愛するイエス、わが願い》、124番《われはわがイエスを捨てず》、154番《我が最愛のイエスは失われぬ》 の3曲。
この中から154番を聴いてみました。

ヨセフ、マリア夫妻がエルサレムで、少年だったイエスとはぐれてしまい、3日後に神殿で再会したというお話が背景になったこのカンタータ(当時、一度人ごみではぐれてしまったら、再会など、容易には果たせなかったのでしょうね。)、1曲目は、不安に満ちたテノールのアリアに始まります。受難曲のような大悲劇の音楽とは違いこじんまりとはしていますが、痛切さを感じさせるヴァイオリンのフレーズが耳に残ります。

2曲目のレチタティーヴォは1曲目の雰囲気を引き継ぎ、短調ではないもののしんみりとしたコラールにつなげます。

4曲目は、再会を切望するマリアの歌なのでしょうか、明るめの音楽です。コープマンはチェンバロでみやびやかな雰囲気を演出しています。

5曲目のバスのアリオーソは、少年イエスが『何を慌ててんねん。お父さんら・・。』といった面持ちで語っているところのようです。さすがイエス様、少年のときから偉そうではあります。迷子はイエスではなく、ヨセフとマリアだったということですね。

6曲目の長めのレチタティーヴォで、イエス=信仰の対象を見出したことを語り、7曲目のデュエットは、その喜びを表します。デュエットは、対位法の妙を見せるといった感はなく、喜びを“和して”表すといった面持ちでしょうか。オペラの一幕のような平明さを持ち、チャーミングです。

8曲目の短いコラールで、『イエス様、もう離さないから・・』と皆で歌います。あいかわらず、コープマン+アムステルダム・バロックのコラールはさりげないけれど、味があって良いんですよね。


バッハ カンタータ全集 Vol.9 / コープマン アムステルダム・バロック@HMV

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