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zoom RSS 一生懸命やってます。ストラヴィンスキー バレエ音楽『春の祭典』/ グーセンス ロンドン響

<<   作成日時 : 2011/01/10 21:08   >>

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こんなのもあります。

画像


・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』*
・ラフマニノフ:交響的舞曲**

ロンドン交響楽団
ユージン・グーセンス

Walthamstow Assembly Hall, London
* recorded on 35mm three-track magnetic film, released Feb.1960
**recorded on one-half inch three-track magnetic tape, released Nov.1958


イギリスの指揮者ユージン・グーセンス(1893 - 1962)って知ってますか?
あんまり知っている人いないかもです。

作曲家として交響曲なんかもつくったり、ビーチャムが録音した『メサイア』の校訂者として名前が残っているものの、指揮者として、LP時代、優秀録音で有名なEVERESTレーベルに残したステレオ初期の素晴らしい音源が現役CDで、あまり出ていないんですね。
アンティル作曲のバレエ組曲『コロボリー』なんて、 故 長岡鉄男 師が、名曲(他に録音ないでしょうね。)、名演、名録音として激賞していたものなんですがねえ。

この『春の祭典』(以下“ハルサイ”)も、EVEREST録音のひとつです。手持ちのCDには、なぜか録音年月日はなく、「1960年2月リリース」とのみ記載されています。まあ、録音は1959年か1960年といったところなのでしょう。
当時、ステレオで録音していたのは、何人もいなかったと思います。

ちなみに、ハルサイのイギリス初演は、1921年にグーセンスによってなされています。そういう意味では、ステレオ初期の数少ない録音のひとつをグーセンスが担ったというのは、それなりの必然があったことなのでしょうね。

演奏は、最初聴いたとき、切れ味が悪く、ギクシャクしているなあと思ったのを覚えています。でも、今回聴きなおして思ったのは、意外なくらいまともだなあということです。

ドゥダメル盤の記事のときも書いたのですが、ハルサイ、いまやアマチュアとか学生のオケでも難なく演奏してしまう、スタイリッシュにカッコ良く、迫力満点で演奏することが、そんなに難しくなくなってしまいました。

そんな、今の水準と比べれば、グーセンス盤、技術的に劣りもしましょう。『春のきざし』の部分なんて、前のめりで物凄い音量で突進していく演奏になれてしまっているので、もうちょっとどうにかならんかなあ、という嘆息が聞こえても仕方がないかもしれない。
しかし、以降調子は尻上がりに良くなり迫力は増していくし、意外なくらい音楽的な演奏に引き込まれて行きます。

これは、実は、演奏の良さによるというのもありますが、録音の生生しさも手伝っているような気がします。

この1960年以前の録音、現在の水準に匹敵、いやある意味超えているのではないでしょうか。
スピーカの前で演奏しているのではないかと見まごう(聴きまごう?)臨場感・音場感、迫力の打楽器・金管楽器のダイナミック・レンジ・・高いオーディオ装置で鳴らしてみたいなあ。
1970年代にたくさんあった、ドンシャリな優秀ハイファイ録音と違い、懐に余裕のある、大人の録音と言えましょう。

ということで、このCD、録音込みの名盤・・ではないでしょうか。

ちなみに、併録のラフマニノフはさらに古い録音ですが、こちらも超優秀録音の名演だと思います。





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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
グーセンスの演奏、エベレストレーベルの音質、随分昔長岡鉄男氏が推薦していたような記憶があります。

レコード漫談だったか?思い出せないのですが、一度聴きたいと思っています。
ピースうさぎ
2011/01/14 17:09
ピースうさぎさん、コメントありがとうございます。
長岡師、ハードでは全然追いつくことはできませんでしたが、ソフト紹介ではかなりお世話になりましたね。
長岡師のように、録音が良くて、内容が面白ければ、何でも聴いちゃおうみたいな、評論家、他にはいないのですよ。
レコード漫談、また読みたいな。
garjyu
2011/01/14 20:48

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