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zoom RSS 聖霊は降りぬ。バッハ カンタータ第34番《ああ永遠の炎、愛のみなもと》/コープマン

<<   作成日時 : 2011/06/12 21:28   >>

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バッハの明るく華やかな面が濃縮された佳品。

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カンタータ第34番《ああ永遠の炎、愛のみなもと》
O ewiges Feuer, o Ursprung der Liebe

1.Chorus“O ewiges Feuer, o Ursprung der Liebe”
2.Recitative“Herr, unsre Herzen halten dir”
3.Aria“Wohl euch, ihr auserwahlten Seelen,”
4.Recitative“Erwahlt sich Gott die heilgen Hutten”
5.Chorus“Friede uber Israel”


Bogna Bartosz, Alto
Paul Agnew, Tenor
Klaus Mertens, Bass
The Amsterdam Baroque Oechestra & Choir

Ton Koopman


教会暦では、今日を一日目として、ペンテコステ=聖霊降臨祭(せいれいこうりんさい)、もしくは五旬節(ごじゅんせつ)が三日間続きます。
『父(神)と子(イエス)と聖霊は三位一体で・・』
といったとき、今ひとつ、聖霊の立ち位置というのが良く分からない私ですが、ともかくおめでたそうな3日間、カンタータ聴きとおしたいと思っております。

第一日目の今日のカンタータは、34番《ああ永遠の炎、愛のみなもと》、59番《われを愛する者は、わが言葉を守らん》、74番《われを愛する者は、わが言葉を守らん》、172番《鳴りひびけ、汝らの歌声》の4曲です。
本日は、極々晩年の作品、34番《ああ永遠の炎、愛のみなもと》をコープマン盤で聴いてみました。

例によって、Noraさんのブログでチェックさせていただいたところ、本作品、まとまったものとしては、現存する最後のカンタータとのことです。ただし、全5曲のうちレチタティーヴォを除く3曲が、世俗カンタータのパロディではあるようなのですが。

トランペット、ティンパニ大活躍の1曲目の合唱曲は、『クリスマス・オラトリオ』や『マニフィカト』などにも通ずる、明るく華やかかつ、立体的で充実した内容の名曲ですね。この世をあまねく光で照らしたもう神(聖霊?)の威光を感じさせます。
こういう曲に対し、清新で、前進性を感じさせるコープマン+アムステルダム・バロックの音楽作りは、この上なくマッチしていますね。

テノールのレチタティーヴォは新曲とのことです。晩年作だとて、とくに複雑なことも、奇矯なこともありませんでした。

トラヴェルソと弦にのって、明るくもしっとりと歌われるアルトのアリアは、最高に心地良いです。子守唄に歌われても良いような雰囲気を感じます。Bartoszさんの声、真摯さと清潔さを感じます。

バスの、これも新曲のレチタティーヴォを経て、トランペット、ティンパニ大活躍の力強い合唱曲が、締めです。素晴らしくカッコ良いですね。短いので、もっと聴いていたという気にさせます。

34番、めでたい日のためのカンタータとして、短いのに(短いがゆえに凝縮されて?)とても、充実した魅力的な内容のものでした。明るいのに軽佻さは微塵もありません。これは、私的にも、好きなカンタータ、ランキングの高位に位置しそうです。


バッハ カンタータ全集 Vol.21 / コープマン アムステルダム・バロック @HMV

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
 こんにちは。
 BWV34やBWV184、ほんとにいい曲ですよね。
 このあたりの曲のコープマンの演奏も、スター歌手もそろっているし、最高だと思います。
 ケーテン時代には、もっとたくさんの世俗カンタータが書かれているはずだと思うのですが、失われてしまったのが残念です。

 ところで、BWV34ですが、最近は、教会稿の成立時期がもっと早いのではないか、という説もあるようです。
 コープマンの全集では一番最後の方の録音でしたが、BCJは少し早い時期に録音をすませてしまいました。
Nora
2011/06/15 15:05
Noraさん、コメントありがとうございます。
聖霊降臨の三レンチャン、ブログ更新厳しいかなあと思っておりましたが、とても素敵な曲が続いたので、とても楽しく聴きとおすことができました。
バッハの教会カンタータ、駄作はありえないのですが、そんな中でも、好みというのは出てくるものですね。
garjyu
2011/06/15 18:37
『作品を知りたければ、それを創った人と心をひとつにする事』が大事だと思います。バッハはカトリック教会の信者でした!ならばカトリック教会へ行って、いろんな知識を吸収して下さい。特に『聖霊』については過敏になるほど吸収して下さい。

すべてを吸収した上で、改めて聴くバッハがどの様なイメージで創ったか、知識を吸収していなかった時との違いが雲底の差である事は明白です!

かと言う私もカトリック教会の信者です!EDUム
南林間の清志
2012/08/18 09:05

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