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zoom RSS 幻想魔神現る。ウォルトン パルティータ / ダニエル イギリス・ノーザンフィル

<<   作成日時 : 2011/11/08 23:23   >>

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オーケストラ鳴らしの名人ウォルトンの腕が冴えた爆発音楽のひとつがコレ。

画像


ウィリアム・ウォルトン(1902〜1983)

パルティータ
1.Toccata: Brioso
2.Pastorale Siciliana: Andante comodo
3.Giga burlesca: Allegro gioviale

イギリス・ノーザン・フィルハーモニア
ポール・ダニエル

録音:リーズ・タウンホール、イングランド
1994年9月

デモーニッシュな音楽行脚をしておりましたところ、日本NAXOSが『幻想魔神ハチャトリアン』なるコンピレーション・アルバムを出しているという情報をキャッチしました。

“本作のテーマは「ダークヒーロー」。「かっこいい悪役」をイメージさせる、ハードな曲調のクラシックを厳選して収録しています。”とのこと。
(ちなみにこのコンピレーション、前作、ヒーロー風クラシック名曲集『交響戦艦ショスタコーヴィチ』が好評を博したことを受けての第2弾だということです。
確かにショスタコーヴィチもハチャトリアンも何となくアニメチックで、カッコ良いというばカッコ良い名前ではあるなあと思います。)

収録曲はというと・・

1 カバレフスキー: 組曲「道化師」 Op. 26 - パントマイム
2 プロコフィエフ: バレエ音楽「ロミオとジュリエット」 Op.64 - モンタギュー家とキャピュレット家(抜粋)
3 ハチャトゥリアン: バレエ音楽「ガイーヌ」 - 山岳人の踊り
4 ショスタコーヴィチ: 交響曲第10番 ホ短調 Op.93 - 第2楽章
5 ハチャトゥリアン: バレエ音楽「スパルタクス」 - ギリシャ奴隷の踊り
6 ウォルトン: 管弦楽のためのパルティータ - I. トッカータ
7 ボエルマン: ゴシック組曲(抜粋)
8 ハチャトゥリアン: 仮面舞踏会 - ワルツ
9 伝承曲: 速いチャルダーシュ
10 ハチャトゥリアン: 舞踏組曲 - レズギンカ
11 モーツァルト: 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K.527 - 地獄落ちの場面
12 ムソルグスキー: 交響詩「禿山の一夜」(原曲)
13 ブラームス: 弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 Op.18 - 第2楽章(抜粋)
14 レスピーギ: 交響詩「ローマの祭り」 - チルチェンチェス
15 リスト: 死の舞踏 S126/R457(抜粋)
16 ベルリオーズ: 幻想交響曲 Op.14 - V. ワルプルギス(サバト)の夜の夢(抜粋)
17 ショスタコーヴィチ: 組曲「馬あぶ」 Op.97a - 序曲
18 フィンジ: 前奏曲

でした。

ダークな曲が並んでおるなあ〜と関心しつつ、半分ほど、手元に音源がないものもあり、クラヲタとして俺もまだまだだなあと思ったり思わなかったり。
特に本命ハチャトリアンの曲、ほとんどないんですなあ。今後、心して聴くように努めようと思います。

他の選曲については「ボエルマンって誰?」とか、「ブラームスの弦楽六重奏曲っちゅう選曲はどゆこと?」とか、「ショスタコも「馬あぶ」なんて名前がダサいんで聴いたことないワイ」とか、「優しい曲ばかり書いている英国の田園(園芸?)作曲家フィンジの前奏曲」ってどれほどのモンじゃろか・・。」など楽しい一人ツッコミをしたり、「「禿山」と「ローマの祭」は、ブログで取り上げており、やっぱり人の考えることは一緒だな。」などと得心したり。

で、今回取り上げるのが、この『ハチャトリアン』で取り上げられているものと同じ音源であろう、ダニエル指揮のウォルトンのパルティータです(この盤は併録の交響曲第1番の名盤として、既に取り上げています)。

とにかく、この1曲目のトッカータは、ダークカッコ良いです。
オケの機動性というものを生かした、何か大きな機械が、小さな部分部分をうごめかしながら動くさまを表したような、分かりやすいのの、現代(20世紀以降)でしかかけない音楽。
5分間の興奮。

パストラーレ・シチリアーノと、何とも優しでな題名の2曲目ですが、シチリアーノのリズムではあるものの、チョイ不気味な雰囲気があります。妖精の森の様子といった風情でしょうか。
冒頭から聴かれる渋いソロはヴィオラでしょうねえ。ヒョウキンなような、渋いような、苦いような音楽の方向付けには、この音が必要だったのでしょう。

弾むようなリズムで、オケが速いテンポで踊りまくる3曲目も、盛り上がります。
シロフォンやタンブリンなんかも入って、お祭り騒ぎですね。
ヒョウキンなテーマも、トランペットなんかで高らかに吹かれるとカッコ良いもんです。

交響曲第1番の時も書きましたが、オケは十分以上に達者ですし、何よりダニエルの指揮が、テンポもリズム感も良く、聴かせ上手です。

ということで、これ、オケ好きの方々への強力推薦盤です。


ウォルトン パルティータ & 交響曲第1番 / ダニエル@HMV

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