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zoom RSS 渋カッコ良い。オネゲル 交響曲第1番 / デュトワ バイエルン放送響

<<   作成日時 : 2012/03/20 18:06   >>

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短い曲なのに、なんともいえない中身の濃さを感じさせる、オネゲル38歳時作曲の、最初の交響曲。

画像


オネゲル 交響曲第1番

バイエルン放送交響楽団
シャルル・デュトワ

ヘラクレスザール、ミュンヘン
1985年


ブラームスの交響曲を1番から順番に聴いた後、今年は、この方式で、いろんな作曲家の作品を番号順に取上げるシリーズなんてことをしてみようなんて思った今日この頃でございます。
今回は、こんなことでもない限り好んで聴くこともないであろう、オネゲルの交響曲。ブラームスの交響曲なんかと違って、耳馴染みのものではないゆえ、演奏の感想というよりは、曲の感想が主になろうかと存じます。

とりあえず、1番の第1楽章(アレグロ・マルカート)から聴いています。
以前聴いたときには、無調とか12音とかではないのに、不協和音が耳につき、やけに晦渋な音楽だなと思ったのですが、今回、聴いてみて、弦主体のオケの音色が渋く、メロディも暗めで、全く親しみやすくはないものの、その運動性が、小気味良いと思えました。
金管が崩れ落ちるようなフレーズを奏するところもツボに嵌りましたし。

第2楽章(アダージョ)も、美しいメロディではないものの、悲劇的で厳粛な雰囲気が悪くない。いや、結構力作って感じで、胸に迫るものあります。そのくせ、節度もあって、重々しすぎないバランスの良さもあります。

この曲というか、オネゲル交響曲は全部三楽章制。
ということで、最終楽章である第3楽章。根暗な人が、舞曲的なリズムにのって、一生懸命ヒョウキンに振舞おうとしているように始まりますが、段々のってきて、金管系が、田舎の祭り風の分かりやすいメロディを歌ってりしていて結構魅力的な曲想です。
祭りの終わった後の、人々が家路につくような、優しく牧歌的な終わり方が、またとても良い感じですね。

私、同曲異演聴いたことありませんが、このCD、曲の魅力を十分伝えてくれる演奏と、しっとりとした落ち着いた色調の録音から、なかなか魅力的なものと思います。


ちなみに、この曲、ボストン交響楽団の50周年で演奏されるべく、クーセヴィツキーに作曲を依頼されたものとのことです。ちなみに、そのとき、クーセヴィツキーは、同時に、ラヴェル(展覧会の絵の編曲版)、ストラヴィンスキー(詩篇交響曲)、プロコフィエフ(交響曲第4番)、ルーセル(交響曲第3番)といった錚々たるメンバーに作曲を依頼しています。


オネゲル 交響曲第1番 / デュトワ バイエルン放送響 @HMV



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