一年365枚NEO 2017

アクセスカウンタ

zoom RSS 爽やかな春の風。 マーラー 交響曲第1番《巨人》/ ジュリーニ シカゴ響

<<   作成日時 : 2013/05/05 19:50   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

歌と気品に満ちたシカゴ時代のジュリーニの佳演。

画像


マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』

シカゴ交響楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ

シカゴ、メディナ・テンプル
1971年3月30日

開店休業中だったこのブログですが、公私ともに少し“やる気”が出てきたので、ちょと大風呂敷を広げて、1番から順番に聴いていくシリーズ、マーラーの交響曲で、本格再開と行きたいと思います。

で、《巨人》からと相成るわけですが、この曲を取上げるのは初めてだったかと思います。

故 朝比奈隆氏は、ブルックナーやベートーヴェンだけでなく、マーラーの交響曲も結構レパートリーにしたのですが、この曲だけはほとんど演奏しなかったようです。
曰く「歌のない歌謡曲みたいで、交響的魅力にかける。」と・・。
私も、最初に耳にしたマーラーが、この曲であったにも関わらず、その後、他の曲に触れるにつれ、自身の歌曲を下敷きにしただけあってメロディに頼りすぎで、ちょっと軟派な曲だなあと思いはじめていた矢先に、朝比奈のその言葉に“わが意を得たり”と、“積極的に聴かない棚”へと封印してしまったのでした。

その“太平の眠りを覚ました蒸気船”は、実はテンシュテットとシカゴ響のDVDの演奏だったのですが、それは、またの機会に触れるとして、今回は、この曲との最初の出会い、つまり先に書いたように、私がマーラーを最初に耳にした(LP時代)、まさにその演奏を取上げます。
ジュリーニが、ショルティに請われシカゴの主席客演指揮者として活躍しはじめた比較的初期の頃の録音です。

この演奏が私のデフォルトで、それをもって“軟派な曲”として封印してしまったわけで、“何をかいわんや”なわけですけど、テンシュテットの演奏でこの曲に開眼し、改めて聴きなおしたこれ、やっぱりジュリーニ&シカゴの名コンビ、本当にええんですわ。

1楽章の頭から爽やかなのに、暖かみのある風が吹いているような雰囲気を感じます。メロディは十分かつ上品に歌われます。金管のパワフルさに定評のあるシカゴ響ですが、弦もしっとり木管も魅力的な音色で聴かせますね。
4楽章の冒頭など、もっとテンポの速い攻撃的な演奏が好みといえば好みなのですけれど、どっしりと丁寧な音楽作りは、ジュリーニならではで、説得力は抜群、聴き終わった後の充実感というか満足感は大きいですね。

マーラーの“毒”とか、若さゆえの“焦燥感”とかのネガティブさ(そればマーラーの魅力の一部でもありますが)を感じさせない、幸せな幸せな時間をすごさせてくれる名演でした。


マーラー交響曲第1番《巨人》/ ジュリーニ シカゴ響 @HMV


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
爽やかな春の風。 マーラー 交響曲第1番《巨人》/ ジュリーニ シカゴ響 一年365枚NEO 2017/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる