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zoom RSS 若さゆえの・・。マーラー 『花の章』、交響詩《葬礼》他 / P.ヤルヴィ フランクフルト放送響

<<   作成日時 : 2013/05/06 07:47   >>

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マーラーのはみ出し曲達を集めた好企画。演奏も丁寧で素敵です。

画像


マーラー:
・交響詩《葬礼》
・交響曲第10番より『アダージョ』
・『花の章』
・『野原の花々が私に語ること』(ブリテン編)

フランクフルト放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

せっかくのマーラーの交響曲を全部聴いてやろうというシリーズなので、普段あまり積極的に聴かないであろう『花の章』と《葬礼》も取上げてみます。この兄ヤルヴィ盤でいっぺんに済みますしね。

『花の章』は、交響曲第1番《巨人》がまだ交響詩《巨人》だった頃の第2楽章。そのまた、もともとは劇の付随音楽の転用だったそうです。
曲想は、頭のトランペットのメロディからしてとてもメルヘンチックで、全体はそよ風のように優しいです。単独で聴けばとても魅力的なのですが、それぞれが主張が強い、今の《巨人》の他の楽章の中に入れられると埋もれちゃうんでしょうね。幸か不幸か、私は『花の章』付きのCDをもっていないのですけれど。

交響詩《葬礼》の方は、交響曲第2番《復活》の第一楽章の初期稿と言って良いもののようですね。ただ、マーラーが《葬礼》として初演したときは、もはや今の《復活》の第一楽章と同じものだったようで、本当の意味での最初に書かれた《葬礼》は、彼の生前には演奏されなかったんですね。
《葬礼》と《復活》の第一楽章、楽器編成(《復活》で拡大)と尺(《復活》で縮小)以外、まあほとんど同じ曲と言って差し支えないのでしょうが、尺をつまんだ分、《復活》の方が緊張感20%増しな感じですね。《復活》になる際に捨てられちゃった部分がことさら魅力的な曲想をもっていなかったというのもあるんでしょうか。

兄ヤルヴィの繊細な音楽作り、オケの優秀さもあって、それぞれ曲の魅力は十分に伝わってきます。
いくらでも煽れるような曲想の《葬礼》に対しても、落ち着いて、丁寧に克明に細部を積み重ね、ある意味、《復活》との違いを鮮明に示してくれるようです。
優しい優しい『花の章』は、さらに魅力的な演奏です。オケもとても繊細でうまい。

実は、このCDには、他に第10交響曲の1楽章とブリテン編曲の第3交響曲の2楽章がはいっているのですが(というか、内容的には、10番の1楽章がメインでしょうね。)、これらが、また、先の2曲の演奏に輪をかけて素晴らしいんですね。
10番などでは、丁寧さが最後まで持続し、ちゃんと大きな音楽に実を結んでいる感じがしました。
3番の2楽章の方は、『花の章』と同じですが、本当に優しくて、聴いていて涙が出そうになりました。(ブリテンの編曲と、原曲との差はよく分からなかったんですが・・。)

マーラー『花の章』、交響詩《葬礼》他 / P.ヤルヴィ フランクフルト放送響 @HMV





R.シュトラウス/交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》作品30
ポリドール
シカゴ交響楽団

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