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zoom RSS 明瞭、劇的、カッコいい! マーラー 交響曲第7番ホ短調《夜の歌》/ ショルティ シカゴ響

<<   作成日時 : 2013/07/07 05:56   >>

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晦渋といわれた交響曲の、もっとも分かりやすく、納得できる演奏のひとつ。

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マーラー:交響曲第7番ホ短調《夜の歌》
シカゴ交響楽団
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)

録音:クラナート・センター 1971年5月


間がだいぶあいてしまいましたが、今日のマーラーは7番の交響曲です。

LP時代、マーラーの交響曲の中でも、支離滅裂でひときわ分かりにくいと言われ、録音も少なかったこの曲ですが、ある意味、その分裂症的なところがマーラーらしく、聴き所は多く、いまや人気曲といっても差し支えないこの7番、ラトル盤で開眼以降、私、最近結構好きかも・・です。

ショルティ盤は、この曲がそれほど人気曲ではなかった頃から名盤として知られていたものだったかと。私が聴いたのは最近ですけれど。

まず、第1楽章。
不気味で、そしてカッコいいという、この楽章冒頭から、きざみも明確で、不気味さは少し後退、カッコよさ50%増し。デッカ最盛期の録音もよく、オケの音が生で聴く以上の音圧で迫ってくる感じです。こんな演奏聴いたら、みんなこの曲好きになっちゃうはず(特に血気盛んな若い人たち)でしょう?

第2楽章、メルヘンなのかコメディなのか癒し系なのかよく分からない不思議な風合の“夜の歌”。ショルティ+シカゴ響は明確で劇画チックに分かりやすくプレゼンしてくれます。

第3楽章、これこそ不気味カッコ良い、悪魔か妖精の踊りのようなこの曲を、スピーディにカケ抜ける爽快さ。シカゴ木管群のうまいこと。

第4楽章、2楽章よりもメルヘン、癒し度のました“夜の歌”第2部。マンドリンの音なんかもかわいいのですが、ここではホルンと弦楽器のうまさを褒めておきましょう。深刻にならないヒョウキンさも含めて、いい感じのBGMになりますね。

第5楽章、能天気に明るい曲想で、これまで築き上げた雰囲気をぶち壊しにしてしまうなんていわれてるこの楽章。冒頭のティンパニの炸裂が“なんじゃこりゃ”度を増してますねえ。ショルティ、あえて批判を煽るかのごとく、もう、オケの凄さで、しゃにむにスピーディに、交響曲全体の設計なんぞより、この楽章のカッコ良さだけを追求しているように感じます。こういう男らしい態度、好きだなあ。このスピードで、全く乱れのないシカゴ響、セッション録音とはいえ、凄まじきかな。

真夏の熱帯夜、躁な曲の爽快演奏、ビールでも飲みながら聴きとばしましょう。


マーラー 交響曲第7番ホ短調《夜の歌》/ ショルティ シカゴ響@HMV

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