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zoom RSS 珍品? マーラー Bach Suite (バッハ 管弦楽組曲 編曲版)/ シャイー コンセルトヘボウ

<<   作成日時 : 2013/07/20 05:56   >>

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壮麗な序曲にずっこけないで下さい。マーラーさん、大真面目なんですから。

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・マーラー:バッハによる管弦楽組曲
Bach Suite (arr. Mahler)
1. Overture
2. Rondeau-Badinerie
3. Air
4. Gavottes I,II

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
リッカルド・シャイー

録音:アムステルダム、コンセルトヘボウ 
2000年9月6日 

マーラーの交響曲を順番に聴くシリーズ、猛暑の中、最大の山場8番に突入する前に、ちょっと箸休めということで、シャイーの3番のCDの余白に入っていた、バッハの名曲をマーラーが自分で演奏するために編曲したというこんなものを聴いてみました。
マーラーの選曲は、管弦楽組曲の2番から3曲(序曲、ロンド、バディヌリ。ただし、ロンドとバディヌリは編曲で、1曲に纏められている。)、同じく3番から2曲(お馴染みのエアとガヴォット)がなされ、まさにいいとこ取り。

1曲目、大オルガンと厚みのある弦の厳かというか大仰というかな低音がバーンとたち現れた時点で、マーラーの面目躍如。もはや通奏低音ではない効果音と化したチェンバロ、レガートが勝った美しい弦、なんか間違っていると思いつつも、個人的には、嵌るなあ。
ただ、大管弦楽に対して、フルート一本のソロの対比が、厳しいところではあります。演奏では、バックを抑えて対処しているんですが。

2曲目、バディヌリをロンドではさんでます。1曲目ほどインパクトはありませんが、バディヌリの弦のピチカートは面白いかも。もともとバックが薄いからか、ここではフルートのバランスは気になりませんでした。

3曲目は名曲エア(G線上のアリア)。低弦のピチカートが目立つ以外、特に奇矯なところはないですが、編曲の妙か、演奏のせいか、編曲者の第5交響曲のアダージェットの姉妹編に聴こえてしまうのは、気のせいですかね?

4曲目は元気いっぱいなガヴォット。チェンバロも大活躍。これは、オケのアンコールピースとしてもいいんじゃないですかね。

いいとこ取りしたのに(から?)、全体としては纏まりは悪いし、ピリオド演奏が浸透した現在において、時代錯誤のそしりは免れえませんが、後期ロマン派爛熟期のバッハ受容のあらわれか、マ編曲者個人の誇大妄想の具現か、そういったものの具体的な資料としての価値とは別に、ストコフスキーの確信犯としての編曲とは違い、大真面目ゆえのマーラーの錯誤ぶりが結構面白い聴きものではあります。特に1曲目。
駄目な人には、全く駄目でしょうけれどね。

シャイー+コンセルトヘボウの演奏が悪かろうはずはなく、録音も良いです。

マーラー Bach Suite (バッハ 管弦楽組曲 編曲版)/ シャイー ロイヤル・コンセルトヘボウ@HMV

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