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zoom RSS 溌剌、前向き、元気一発! ベートーヴェン 交響曲 第9番《合唱》/ アバド ベルリンフィル他

<<   作成日時 : 2013/12/31 07:13   >>

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万年青年アバドの若々しさ溢れる第九。

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ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125 《合唱》

カリタ・マッティラ(ソプラノ)
ヴィオレッタ・ウルマーナ(メッゾ・ソプラノ)
トーマス・モーザー(テノール)
トーマス・クヴァストホフ(バス)
スウェーデン放送合唱団
エリック・エリクソン室内合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

クラウディオ・アバド

録音:2000年5月 ベルリン


マーラーの交響曲シリーズを終わらせることができないまま、大みそかに突入です。大好きな9番と10番は年越し蕎麦でもすすりながら、ゆったりと聴くことにしまして、このブログ年末恒例のベートーヴェンの方の“第九”です。
(恒例と思っていたら、私、昨年も一昨年もバタバタしていて、“第九”の記事アップしていなかったんですな。→それでは恒例とは言えない。)

今年の大収穫DGのアバドのシンフォニーボックス、一枚一枚楽しみながら聴いているのですが、“第九”もこの中からチョイスしました。
このボックス、8番までの交響曲については、ベルリンフィルとの2度目の録音(ローマでの2001年ライヴ)が収録されていますが、第九は、ローマでの収録がなかったようで、前の年、2000年のベルリンのものになっています。アバドがこの録音を気に入っていたという話もあるようです。(第九には、これ以前に論家筋から問題視された、“例の”ソニーの録音がありましたな。)

この2000年〜2001年の間に、アバドが大病を患って一時舞台から姿を消していたのはご存じのとおり。大抵の演奏家の場合、体が資本で、大病後はそれ以前の輝かしさを失ったり、演奏活動そのものから退かざるを得ないものですが、巷間、指揮者の場合、それが人間力や深味を増し、むしろ“箔がつく”なんて思われていたり・・。だから、逆にこの第九は、“深味増し”以前の、ベルリンフィルとの仲もあまりうまくいっていなかった頃の、ちょっと微妙なときの演奏なのでは?とちょっと懸念を持って聴き始めました。しかし一秒後それは杞憂であることがわかりました。これは、若いころからリズム・テンポ感のセンス抜群のアバドの良いところが詰まった、それは魅力的な演奏だったのです。

一楽章から、テンポが速くスピード感はあるけれど、地に足がついた充実した響き(録音はことさら良いわけではなく、弦などの音は、もっとうるおいがほしいとは思うんですけれど。)に心奪われました。
ベルリンフィルの力もあるんでしょうが、それぞれの“音が立って”いて元気なんですね。

一楽章に比して二楽章では、テンポは少し落とし気味かもしれませんが、それでも前のめりなので、スピード感が心地よいです。

三楽章も速いのですが、アバドのもう一つの武器、歌心が冴えていて、とてもとても素敵。

四楽章は元気なのに、品が悪くならないのがアバドの良いところ。
クヴァストフのバスは、バッハなんかも得意とするだけに、知的に抑制されてます。他のソリストも同様の傾向。合唱は名門スウェーデン放送合唱団&エリック・エリクソン室内合唱団、いやあ素晴らしい。

最後の追い込み後、拍手喝采が収録されていないのが、不自然なくらいのライヴ感でありました。


ベートーヴェン 交響曲 第9番《合唱》/ アバド ベルリンフィル他 @HMV




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