一年365枚NEO 2017

アクセスカウンタ

zoom RSS これぞ夢の世界 ラヴェル 弦楽四重奏曲(管楽五重奏版)/ オルランド五重奏団

<<   作成日時 : 2014/09/28 16:41   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

魅力的な曲の新鮮なアレンジ。これ聴いていて本当に気持ちいいです。

画像


・ラヴェル/M.ポプキン編:弦楽四重奏曲ヘ長調

オルランド五重奏団

2012年12月


ラヴェルの弦楽四重奏曲、本当に素晴らしい曲ですよね。
ラヴェルが世に残した作品はそれほど多くはないようですが、どれもが傑作と言えるもの。どれが一番かなんてナンセンスな問いには答えられない・・なんて言いつつ、私にとってこの曲は一番候補の有力な一つです。

で、今日のおかわりは弦楽器4本のものを管楽器5本にアレンジしたもの。
この編曲が、ラヴェル的世界にマッチしているのですよね。演奏もピカイチだと思いますよ。

第1楽章
最初のメロディがファゴットやクラリネットのバックにのってオーボエで奏でられるところから《マ・メール・ロア》(管弦楽版)を彷彿とさせ、『これぞラヴェル』と膝を打ちます。この曲、もともと第一ヴァイオリンも第二ヴァイオリンも等しくメロディを受け渡しつつ展開するところが見事なんですが、同じ楽器同士だと、その妙味が音だけではわかりにくいです。このアレンジでは、オーボエとフルートとで吹き分けられ、それがてても分かりやすいですね。分かりやすいのが単純にいいとは限らないですが、このアレンジは成功だと思います。
ホルンが時に乾坤一擲の一音を加えるところがアクセントになりますか。弦楽だけでは味わえないダイナミックレンジの広さを感じます。

第2楽章
この楽章の冒頭のフレーズは弦楽器のピチカートあってのもので、聴くまでは一番アレンジしにくいものだろうなと思っていたのですが、管楽のアンサンブルで無窮動な音楽が始まった時点で、『これはこれであり!』と得心。
フルートのフラッタータンギングを使うところなど、良く考えられたアレンジだと思いました。
中間部もおとぎの世界にいるような音楽になってます。

第3楽章
鄙びた雰囲気の音楽。弦楽だけだと退屈する方もいるかもしれませんが、アレンジの妙、ゆるゆると揺蕩うなかになんともわびさびが見えたり、メルヘンだったりと、本当に気持ちいいなあ。

第4楽章
冒頭のホルンが目立ちます。弦楽四重奏のオリジナルよりは切迫感にかける感じ(トレモロのような一音の細かい分割がないからか?)はしますが、その分メルヘン度はあがっています。明るくて楽しい。これはちょっと曲の原曲とイメージがちがっちゃった感じですが、これはこれで良いんですな。

全体的に演奏というか、テンポ設定とかも、私の好み、録音も適度なエコーもあって雰囲気も抜群。
最高のアレンジもの録音です。大推薦。


管楽五重奏によるラヴェル作品集@HMV







テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
これぞ夢の世界 ラヴェル 弦楽四重奏曲(管楽五重奏版)/ オルランド五重奏団 一年365枚NEO 2017/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる