伴奏も録音も良い。 ラヴェル ピアノ協奏曲 / グリモー ロペス=コボス ロイヤルフィル

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若鮎が弾けるようなピアノ、ノリの良いロペス=コボスの伴奏。これはめっぽう面白く聴けました。

“のだめ”と言えば“マングース”、グリモーと言えば“狼”というのはわかっていますが(詳しくは彼女の著作、『野生のしらべ』をお読みください。彼女の生い立ち、音楽や狼たちとの出会いによって“芸術家の業”が昇華されていく過程などが描かれている読み応えのある自伝です。)、『せっかくのグリモー様のアルバムなのに、お写真がジャケットにもブックレットにもないなんて味気ない・・。』と、ジャケットの“狼君”に毒づきながら、購入後もほって置いた5CDの組物の中の1枚です。不埒な私ですねえ・・。

グリモーについては、N響アワーでブラームスの第1番の協奏曲の演奏を視聴して以来、もう少し本気に聴いてみようと思っていたところでした。DGの新譜なども購入しましたが、そのあたりは、もう少し聴きこんでから書こうと思います。

ほっぽらかしになっていた“狼君ボックス”にたまたま目がいって、1枚目のこれ、ここ3日間くらい聴いていて、ドンドンはまってきています。
冒頭でも書いたとおりで、若いグリモーのピアノを弾けることの悦び、そして、ラテン気質が○と出たノリの良い(“ジャージーな”ところもあります。)伴奏、しかも録音がとても良い(私の家のシステムでどれだけ良い音が引き出せているかは分かりませんが。)ときた!オーケストレーションの天才、ラヴェル、“ピアノ協奏曲”も“管弦楽曲”の1種ということを主張しているこの曲のツボをおさえた自然で奥行きのある音場、その中でもオーケストラの音に埋もれないでクリアに響くピアノの音(これは、グリモーの音の特質かもしれませんが、それが見事に録音に入りきってます。)。

今まで、私のこの曲のデフォルトはアルゲリッチとアバドの旧盤(ベルリンフィル)↓でしたが http://garjyu.at.webry.info/200610/article_25.html 、しばらくは、音の良さもあって、こちらの“狼君”を聴くことが多くなるかな。


エレーヌ・グリモー/ザ・ピアノ・コレクション@HMV

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