歌、優しさ、力強さ、美しさ、慈愛・・全部入ってます。 バーバラ・ボニー(S) アンドレアス・シュミット(Br) ウィーン国立歌劇場合唱団 ルドルフ・ショルツ(org) ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 カルロ・マリア・ジュリーニ 気が落ち着かない今日この頃で、聴きたい音楽も定まらないのですが、今週はこのCDに勇気づけられました。 良き妻、賢く気持ちの優しい子供たち。また、色々と影ながら支えてくれている強き母。本当なら何が不安・不満なの・・と言われてもおかしくない私ですが、ここ、1、2週間、気持ちも体もグズグズでした。 『なんと不甲斐ない男なんだろう。』とすべてを否定的に考えてしまいそうなときに、iPodで聴けるこの演奏に慰められました。 ブラームス・・なんて美しくも力強い音楽を書いてくれたのだろう。 ジュリーニ・・ブラームスの書いたこの名曲の、一音一音隅々にまで、こくがあるけれどもまろやかな歌の息吹を吹き込み、命を与え、私に届けてくれた。 この曲のこの演奏にないもの・・それは“怒り”とそれに類する“負の感情”だけです。 私、これから年齢を重ねても、ブラームスのようにいつまでもシャイで、なれるかどうかわからないけれどもジュリーニのように優しい紳士でありたい・・と思っています。 (実は私の誕生日ブラームスの誕生日と一緒なんです。そして、ジュリーニとは2日違い・・。小さな自慢というか、私のアイデンティティのひとつです。) 追伸)ここでのボニーのソプラノは必聴です。歌いだしの“巻き舌”がオペラチックかな・・と最初警戒したのですが、いやいや、この曲で、これだけの美しいソプラノ・ソロはめったに聴けるものではありません(私の好きなバトルの演奏を未聴なので、あえて“一番”と断言しませんが。)。 ブラームス ドイツ・レクイエム / ジュリーニ ボニー(S) ウィーンフィル @HMV ジュリーニ/ウィーン・フィル/ブラームス:交響曲第4番&悲劇的序曲(CD) ぐるぐる王国 楽天市場店 ■発売日:2006/11/8■在庫状況:1?3日以内に発送致します(土日祝除く)※ご注文タイミングに ![]() |
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ロクデナシのガイジン亭主に、バンドばっかりやって成績ががた落ちの息子&チャラチャラと鏡ばっかり見てるアメリカナイズされた娘という家庭で、毎日不満だらけなのですが、なぜか平和で幸せなわたしです。あはは |
有香ちゃん 2009/04/22 23:16 |
有香ちゃんさん、コメントありがとうございます。 |
garjyu 2009/04/23 20:34 |
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