充実のカラヤン美学 ベートーヴェン 交響曲第9番《合唱》/ カラヤン ベルリンフィル (1962年) その後進歩しなかったとか、堕落したということではないですが、もうこの時点で達していた世界のなんという高みよ。 ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』 グンドゥラ・ヤノヴィッツ ヒルデ・レッスル・マイダン ヴァルデマル・クメント ヴァルター・ベリー ウィーン楽友協会合唱団 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽… トラックバック:0 コメント:0 2015年12月31日 続きを読むread more
真打はこれでしたね。メンデルスゾーン 交響曲第3番《スコットランド》/ カラヤン ベルリンフィル 究極の名演だと思います。文句ない・・いや文句はありますよ。それは美しい過ぎること。 メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調作品56《スコットランド》 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン 録音:1971年1月 ベルリン、イエス・キリスト教会 最近はFBのクラシック音楽のグループに参… トラックバック:0 コメント:0 2014年12月14日 続きを読むread more
手抜きなき横綱相撲。メンデルスゾーン 交響曲第2番 《讃歌》/ カラヤン ベルリンフィル他 帝王カラヤンの実力が見える凄演。オケも独唱も合唱も本気。今の私にとってのこの曲の決定盤です。 ・メンデルスゾーン:交響曲第2番変ロ長調 op.52《讃歌》 第1部;第1曲: シンフォニア 第1楽章 Maestoso con moto - Aregro 第2楽章 Allegretto un poco agitato… トラックバック:0 コメント:0 2014年08月31日 続きを読むread more
アダルトな魅力で迫ります。メンデルスゾーン 交響曲第4番《イタリア》/ カラヤン ベルリンフィル 若やいだ曲を余裕の表現、大人なムードで纏めてくれてます。これも魅力的な表現で私は大好き。 ・交響曲第4番イ長調作品90『イタリア』 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン 1971年1月 ベルリン、イエス・キリスト教会 今日2枚目に聴いた《イタリア》は聴かせ上手カラヤンのも… トラックバック:0 コメント:0 2014年08月09日 続きを読むread more
陶然、夢心地。ラヴェル 組曲《クープランの墓》(管弦楽版)/ カラヤン パリ管 さすがカラヤン、聴かせ上手も神レベル。甘甘のスイーツだけど後味も良し。おかわりお願いします! ・組曲《クープランの墓》 1.プレリュード 2.フォルラーヌ 3.メヌエット 4.リゴードン パリ管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン 録音 1971年6月 パリ、サル・ワグラム 前回はイ… トラックバック:0 コメント:0 2014年08月07日 続きを読むread more
瑞々しさと壮麗さと・・。 メンデルスゾーン 交響曲第5番《宗教改革》/ カラヤン ベルリンフィル 聴かせ上手カラヤンの手腕、ヴァイオリンやフルート(ゴールウェイでしょうね。)をはじめとするベルリンフィルの途轍もなく素晴らしい響き。これは圧倒的です。 ・交響曲第5番ニ長調 op.107『宗教改革』 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン 1972年2月 ベルリン、イエス・キリスト… トラックバック:0 コメント:0 2014年07月19日 続きを読むread more
充実の疾風怒濤。メンデルスゾーン 交響曲第1番 / カラヤン ベルリンフィル カラヤン+ベルリンフィルにかかれば、メンデルスゾーン若書きのマイナー曲もこのとおり超名曲に。 ・メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調 op.11 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン 1972年9月、11月、 イエス・キリスト教会、ベルリン ひと月ほど前から、メンデルスゾー… トラックバック:0 コメント:0 2014年07月11日 続きを読むread more
超一流の紛い物、一流を超える。マーラー 交響曲第6番 / カラヤン ベルリンフィル そのカッコ良さにひれ伏せ! マーラー:交響曲第6番イ短調 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン、フィルハーモニー 1975年1月20~23日、4月 マーラーの交響曲を順番に全部聴くシリーズ、今日は純器楽交響曲の傑作、6番です。 傑作だけだけあって、お祓い… トラックバック:0 コメント:0 2013年06月08日 続きを読むread more
こりゃ楽しいワイ。シューベルト 交響曲第9番《ザ・グレート》 / カラヤン ベルリンフィル 当時の指揮界の“帝王”とトップオーケストラが、この大曲を、余裕綽々で演奏しちゃってます。 シューベルト 交響曲第9番ロ短調《ザ・グレート》 D944 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン フィルハーモニー、ベルリン 1977年6月 シューベルトの交響曲を聴くシリーズ、最後は… トラックバック:0 コメント:0 2012年05月27日 続きを読むread more
暗から明への跳躍。オネゲル 交響曲第2番《弦楽のための》/ カラヤン ベルリンフィル ベルリンフィル弦軍団の、表情のデリケートさ、パワーの表出力に脱帽。 オネゲル 交響曲第2番《弦楽のための》 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン サンモリッツ・フランス教会、スイス 1969年8月 オネゲルの交響曲を聴くシリーズ、今日は、そこそこ有名な《弦楽(とトランペ… トラックバック:0 コメント:0 2012年03月24日 続きを読むread more
美しくて何が悪い? ブルックナー 交響曲第4番『ロマンティック』/ カラヤン ベルリンフィル 私、やっぱり、カラヤンのブルックナー好きかも。 ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(ハース版) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン 録音:ベルリン、イエス・キリスト教会 1970年10、11月 テンシュテット(1981年)、ヴァント(1998年)と、ベ… トラックバック:0 コメント:0 2011年06月28日 続きを読むread more
大宇宙の鳴動が聞こえないか。ブルックナー 交響曲第9番 / カラヤン ベルリンフィル(1975年) これは、私のブルックナー体験の原点にして、9番の刷り込み盤です。ゆえに、テンポやフレージングなどはこれに馴染んでしまっています。しかし、それを割り引いても、もの凄い演奏がされていることを、今回再聴し、確信しました。 ・ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン… トラックバック:0 コメント:0 2010年12月16日 続きを読むread more
本気の“彼”は凄い。 R.シュトラウス《英雄の生涯》/ カラヤン ベルリンフィル(モスクワ・ライヴ) 凄い迫力。唸るベルリンフィル! ・モーツァルト:ディヴェルティメント第17番ニ長調 K.334 ・R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』Op.40 1 第1部 英雄 2 第2部 英雄の敵 3 第3部 英雄の伴侶 4 第4部 英雄の戦い 5 第5部 英雄の業績 6 第6部 英雄の引退と完成 … トラックバック:0 コメント:2 2009年01月02日 続きを読むread more
シベリウス 交響曲第7番 / カラヤン ベルリンフィル (365枚棚卸197) 2006年7月16日にはこの曲、この演奏のCDを紹介↓しました。 http://garjyu.at.webry.info/200607/article_18.html レガートを駆使し、オーケストラの音を磨きあげる・・これがカラヤンの得意技の一つでした。 この方法で彼はブルックナーの交響曲もシベリウスの交響曲も料理しま… トラックバック:0 コメント:0 2007年07月17日 続きを読むread more
モーツアルト 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 / カラヤン ベルリンフィル(365枚棚卸125) 2006年5月5日はこのオペラのCDを紹介↓しました。 http://garjyu.at.webry.info/200605/article_5.html モーツアルトの傑作オペラを一つだけあげなさい・・と言った場合、普通は《フィガロの結婚》ということになるのでしょうが、ネクラな私は《ドン・ジョヴァンニ》を選んじゃいます… トラックバック:0 コメント:0 2007年05月05日 続きを読むread more
ベートーヴェン 交響曲第3番 / カラヤン ベルリンフィル ~DVD (365枚棚 48) 2006年2月17日はこのDVD↓を紹介しました。 http://garjyu.at.webry.info/200602/article_25.html 熱気溢れるカラヤン/ベルリンフィルのライヴ。これを見て興奮しない人はベートーヴェンいや、クラシック音楽には縁がない人でしょうかね。 カラヤン嫌いも納得の名演だと思いま… トラックバック:0 コメント:2 2007年02月17日 続きを読むread more
チャイコフスキー 交響曲第5番(365枚棚卸 17) 2006年1月17日にはこの曲のCDを推薦しました。 2006年1月17日の記事はこちら↓ http://garjyu.at.webry.info/200601/article_33.html カラヤン/ベルリンフィルの凄さを誰でも感じられることの出来ることの1枚であると思います。 「スゲー!」と聴き惚れているい… トラックバック:0 コメント:2 2007年01月17日 続きを読むread more
シベリウス 交響曲第5番、第6番 (365枚棚卸 5) 2006年1月5日にはこれらの曲のCDを推薦しました。 2006年1月5日の記事はこちら↓ http://garjyu.at.webry.info/200601/article_10.html カラヤン/ベルリンフィルの究極の美。 楽曲を一旦突き放し、一音一音の素材を磨きあげたうえで、再構築したようなガラスの… トラックバック:0 コメント:3 2007年01月05日 続きを読むread more
ショスタコーヴィチ 交響曲第10番 / カラヤン ベルリンフィル(1981年録音) ここでも、本気のカラヤン&ベルリンフィルが聴けます。 もし、この曲お聴きになったことがなくて、しかも全曲が長すぎて取っ掛かりが悪いと思う方は、第2楽章から聴いてみてください。大装備の軍隊の急襲のような迫力に、心臓が止まりそうな衝撃を受けると思います。 何度か当ブログで、“本気のカラヤンは凄い”論と“カラヤンが本気になる条件につい… トラックバック:2 コメント:6 2006年11月26日 続きを読むread more
プッチーニ 歌劇《トゥーランドット》/ リッチャレッリ ドミンゴ カラヤン ウィーンフィル他 絢爛豪華、しかも緻密微細。 リッチャレッリ、ドミンゴ、ヘンドリックスをはじめとする歌手達も素晴らしい。 でもここでの主役はカラヤンとウィーンフィルでしょう。 カーティア・リッチャレッリ(S:トゥーランドット) プラシド・ドミンゴ(T:カラフ) バーバラ・ヘンドリックス(S:リュー) ルッジェーロ・ライモンディ(Bs:… トラックバック:0 コメント:0 2006年11月13日 続きを読むread more
シベリウス 交響曲第7番 / カラヤン ベルリンフィル 完璧な調和。磨きぬかれたアンサンブルと音色。カラヤンとベルリンフィルだけが到達出来た精巧で、壮大なフィンランドの森を描いた風景画です。 カラヤンという人、一見レパートリーはもの凄く広いようですが、実は、得意・不得意・・というか本気とそうでないときの差が、現在残されているアルバムなどでも、結構あったのではないかと感じたりします(あ… トラックバック:5 コメント:8 2006年07月16日 続きを読むread more
明日、7月16日は『勝手にカラヤンの日』 勝手に**の日 miwaplanさんとの共同企画、『勝手に**の日』、明日、7月16日は、大指揮者カラヤンの亡くなられた日ということで、『勝手にカラヤンの日』とさせていただきました。 なお、例によって、情報集約し、皆さんの書いた記事を纏めて読みやすくするため、下記ブログにトラックバックしていただければと存じます。 過去に書いた… トラックバック:0 コメント:0 2006年07月15日 続きを読むread more
7月16日は『勝手にカラヤンの日』 勝手に**の日 miwaplanさんとの共同企画、『勝手に**の日』、次回、7月16日は、死しても、指揮者界の“帝王”と呼ばれ続けているカラヤンに焦点をあて、『勝手にカラヤンの日』とさせていただきました。 なお、例によって、情報集約し、皆さんの書いた記事を纏めて読みやすくするため、下記ブログにトラックバックしていただければと存じ… トラックバック:0 コメント:3 2006年07月08日 続きを読むread more
モーツアルト 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 / カラヤン ベルリンフィル 他 勝手に**の日 (「勝手にモーツアルトの日」週間 5日目) オペラでの“巧みの人”としてのモーツアルトに触れたいときに。 また、次の時代への架け橋となった偉大なオペラに敬意を表して。 ドン・ジョヴァンニ : サミュエル・レイミー 騎士長 : パータ・プルチュラーゼ ドンナ・アンナ : アンナ・… トラックバック:1 コメント:6 2006年05月05日 続きを読むread more
「カラヤンのブルックナー」について 青猫アンナさん、今晩は。 私は、このカラヤンの9番でブルックナー教に入信しました(小学生から中学生になるくらいの頃だったと思います。)。 当時のLPのジャケットデザインが、白い砂地にのった白い鳥の羽根の写真(交響曲1曲づつ、若干色合いが違っていましたが、基本的には同じデザイン)のとても素敵なもので、『この中の曲もとてもすばらしい… トラックバック:0 コメント:2 2006年03月04日 続きを読むread more
「ベートーヴェン 交響曲第3番 / カラヤン ベルリンフィル (100周年ライブ DVD)」について 青猫アンナさん、 いつもコメントありがとうございます。 そう、これ、やっぱりとっておきの演奏ですね。 ”はやり”とか流行とかは、歴史が淘汰してしまうものですが、この演奏の記録は、後世まで残っていくものと確信します。 「ベートーヴェン 交響曲第3番 / カラヤン ベルリンフィル (100周年ライブ DVD)」 人気b… トラックバック:0 コメント:0 2006年02月19日 続きを読むread more
ベートーヴェン 交響曲第3番 / カラヤン ベルリンフィル (100周年ライブ DVD) 燃える、本気のカラヤン ベルリンフィル、やっぱり文句なしです。 前々から評判良く、『いつかは手にいれよう。』と思い続けていましたが、なぜか、購入しようとすると行き着けのショップ店頭になかったりして、中々手に取るまでに時間がかかったDVDです。 やっと、つい最近手に入れて視聴しましたが、映像もついているので、思わず、息を付く間もな… トラックバック:1 コメント:1 2006年02月17日 続きを読むread more
「チャイコフスキー 交響曲第5番 / カラヤン ベルリンフィル(1971年録音)」について よっちゃんさん、Zauberfloeteさん、 コメントありがとうございました。ご賛同者が多く、うれしい限りです。 4番については、国内盤で再発されるようです。楽しみです。 http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1418547 トラックバック:0 コメント:0 2006年01月18日 続きを読むread more
チャイコフスキー 交響曲第5番 / カラヤン ベルリンフィル(1971年録音) 本気のカラヤンはやっぱり凄いです。 私らから少し上の世代(40歳代から60歳台)くらい、すなわち1960年代後半から1970年代あたりにクラシック音楽を良く聴かれていた方々は、カラヤンに対しては少々屈折した思いをもたれているのではないでしょうか? 当時のカラヤンは「帝王」といわれ、ベルリンだけではなく、西側諸国のクラシック音楽界… トラックバック:2 コメント:3 2006年01月17日 続きを読むread more
シベリウス 交響曲第5番、交響曲第6番 / カラヤン ベルリンフィル 文句なしのシベリウスです。 私の敬愛する吉松隆は、同じカラヤンでも、古いDG盤を強力に推されているようですが、私は最初にこちら(EMI盤)を聴いてはまってしまったので、こちらを推薦します。 とにかく、塵も埃もついていない磨かれた貴金属のように美しい演奏です。 交響曲第5番では、第1楽章の8分台から10分くらいまでのテンポの… トラックバック:3 コメント:0 2006年01月05日 続きを読むread more