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zoom RSS 目から鱗の大名演。ブルックナー交響曲第9番 / ヴァント ミュンヘンフィル

<<   作成日時 : 2008/11/30 09:22   >>

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感動した!

実は転職をして今日で丸半年になります。5月1日が初出勤日でした。この転職で劇的に変わったのは通勤時間です。電車に乗っている時間が5分。となるとiPodの使い方も変わります。通勤時にiPodを持ち歩かなくなりました。よって、こんな↓
http://garjyu.at.webry.info/200709/article_10.html
使い方はしなくなってしまったのです。
では、iPodを使わなくなったかというとさにあらず。就寝時や、ダイナミックレンジの大きな曲を大音量で聴きたい場合のお供にと、より使用時間が多くなりました。イヤホンもカナル式にしてから、音漏れも少なくなり、低音も良く鳴るように聴こえ、私のような音痴には交響曲などの大曲にも充分耐えうる“オーディオ”となったのです。
ということで、新しくCDを購入するとiPodに転送してから聴くというのが常となりました。ここ半年に書いたレビューのほとんどはiPod経由の音に対してのそれだったとも言えます。
そんな中、今まで聴いてきた愛聴盤もiPodに徐々に転送し始め聴きなおしはじめたのは当然のなりゆきですが、このヴァントのブル9だけは、何かiPodに入れるのが不遜な感じがしてちょっとためらわれていました。こんな名演↓
http://garjyu.at.webry.info/200803/article_17.html
をイヤホンで聴いてよいのか・・、あの感動は味わえるのか・・、2楽章以降未聴になっている部分も期待が大きかったゆえに逆にがっかりすることにならないのか・・。しかし、ボッシュの同じくブル9でもiPodで感動できたではないか・・。
それで迷ったすえ、これをiPodに転送したのがつい1週間前。そしてキチンと最後まで聴いたのが昨夜就寝時。

良かった。凄く良かった。
チェリビダッケを失ったミュンヘンフィルが、もう一人の本当のブルックナー指揮者により燃焼しつくしているのが分かる既聴の1楽章。再びあの感動がよみがえって来、気がつくと拳を握り締めていました。
2楽章もアグレッシブだけれども細かいところまで神経が行き届いている今まで聴いたどの名盤よりも納得できる演奏。
そして、そしてブルックナーアダージョの頂点ともいえる3楽章。私はこの音楽を“あの世”、そう“地獄の業火”と“天上への階段”の岐路に立つようなものだと意識し続けてきました。しかし、この演奏での終結部は、生を受けた喜びを、静かにだけれど祝福するように終わりました。
『ああ、この音楽はこのように優しく暖かいものだったのだ。』半覚醒の状態で涙を流しながらそう思いました。
この前向きで暖かいブルックナー演奏は、私の描いていていた世界とは違う、もうひとつのありかたとしてナンバーワンの演奏であることを確信しています。

ブルックナー:交響曲第4・5・6・8・9番、他 ヴァント&ミュンヘン・フィル(8CD)@HMV

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。

どうですか、ブルックナー山脈の最高峰に登頂したご気分は(笑)。
ところで、ヘッドフォンで聴くと音楽が身近に感じられ、感動が増すという場合もありますよね。この名演とiPodとはなんかミスマッチな感じがしますが、不遜じゃないですよ。
この演奏は一生大事にしたい演奏です。
dokuoh
2008/12/02 12:04
dokuohさん、コメントありがとうございます。
この曲の最高峰の演奏だと力説されていたdokuohさんの言葉の意味が良く分かりました。魂が天国に連れ去られるような、そして暖かい風が最後に心を吹き抜けるような気持ちにもなれました。
それでも、この曲のポテンシャルはまだ違うベクトルのところ、地獄的な名演・・(吉松師曰く)この世の終わりになっている音楽なんてものもあるのではないか・・とも思ったりしています。
ちなみに、もうひとつの最高峰、ヨッフムの5番注文しました。届くのが楽しみです。
garjyu
2008/12/02 20:59

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