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zoom RSS 迫真のサウンド・ドラマ。 タン・ドゥン 新マタイ受難曲〜永遠の水 / タン・ドゥン

<<   作成日時 : 2009/04/11 05:13   >>

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引っ張りこまれたら手に汗握り、最後までついていくしかない。


Water Passion after St Matthew

Elizabeth Keusch (Soprano)
Stephen Bryant (Bass)
Berlin RIAS Chamber Chorus

Tan Dun


国際バッハ・アカデミーがバッハ没後250年に際して、タン・ドゥンに委嘱した「新マタイ受難曲」。その初演時の記録のCDです。

東洋的要素としてウォーター・パーカッションなる『手で水をチャプチャプいわせる音を増幅して聞かせる』特殊打楽器、民族楽器、ホーミーといわれる特殊な歌唱法や中国の京劇を思わせるような声。それらと西洋からヴァイオリン、チェロ、合唱が加わったサウンドは独特です。
そう“サウンド”・・。いわゆる西洋風クラシック音楽、もしくは現代音楽といったものからも隔絶し、静謐さと混沌とがないまぜになったたような“音の饗宴”。
だからといって、決して聴き難いものではない。むしろ取り込まれたら最後のコーラス(これはとても音楽的)が終わり水を掬い取るような音がディミヌエンドで消えていくところまで、一息で聴かされてしまいます。
一息に聴かされる、集中度が途切れないという意味では、バッハなら《マタイ》より《ヨハネ》に近いような気もします。

最後に収録されている長い拍手。プリミティブな感動が湧き起こり、自分もそのときの聴衆の一人となったかのように、一瞬手を動かしそうになります。

そうです。これは凄いCDなんです。この“曲”がこのときのメンバー以外で(特に指揮をしている作曲者自身抜きで)再演(再現?)出来るかどうかは別として(ブックレットに、この“曲”のスコアの一部が出ています。真ん中に五重線の丸がありた、そこに繰り返し奏されるフレーズが書き込まれていたりして、いかにも現代音楽の譜面面をしています。)、このCD自身は繰り返し聴くに耐えうる本物の芸術作品です。

聴かれたことのない方は“現代音楽”だから・・と躊躇せずに飛び込んでみてください。
そうそう、合唱関係で『芸能山城組』(《恐山》やら《輪廻交響楽》↓http://garjyu.at.webry.info/200701/article_22.html )のファンなら絶対好きになると思います。

タン・ドゥン 新マタイ受難曲〜永遠の水 / タン・ドゥン @HMV

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