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zoom RSS 敬虔さ、厳かさに涙・・。 パレストリーナ スターバト・マーテル / タリス・スコラーズ

<<   作成日時 : 2010/12/08 00:00   >>

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美しさに陶然、聴き終わるころには滂沱の涙・・と言うことになってしまいます。

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Stabat Mater

The Tallis Scholars
Peter Phillips

Feb.1994 in ROME (Live)


1980年代後半から1990年代前半にかけて、ルネサンス合唱音楽の雄といえば、ヒリアード・アンサンブルとこのタリス・スコラーズに止めを刺しました。どちらの団体も、それまでの合唱団体には考えられない、精緻にして美しい音楽作りで聴衆を魅了し、当時のクラシック音楽界の台風の目となりました。
私、個人としては、男声のみで、ある種禁欲的なヒリアード・アンサンブルよりも、女声の伸びやかさが魅力のタリス・スコラーズが好みで、CDも結構購入しましたし、来日公演にも足を運びました。

タリス・スコラーズの中心レパートリーたる、ジョスカン・デ・プレ、ビクトリア、タリス、そしてパレストリーナ・・それぞれの残した諸曲、それぞれ、素晴らしく精緻で陶然とするような音楽ですが、多分に私自身の勉強の至らなさによるものの、続けて聴くと、どれも同じに聴こえてしまうということもないではありません。シャッフルされて、ランダムに曲が再生されたらどの曲のどの箇所なのかも、分からないかもしれません。だからなのか、いつの間にか、あまりCDを取り出して聴くこともなくなってしまいました。
もったいないことです・・。

ということで、今宵は、10分足らずの演奏時間のスタバト1曲を、何度もリピートで聴いてみました。

・パレストリーナは16世紀に活躍、ルネサンス・ポリフォニーを完成したものとして、極めて重要な作曲家。
後世の名だたるクラシック音楽の作曲家が、対位法研究の一環として、こぞってパレストリーナの楽曲を勉強したことは良く知らていることである。

・wilipediaに拠れば、“スタバート・マーテル”は1590年の作。有名作曲家のスタバトとしては、ジョスカン・デ・プレのものと並び、もっとも古い時代のものひとつといえる。

・合唱は二部(それぞれに男声女声が交じり合っている。)に分かれて、交互に応唱していく。パレストリーナの他の曲のように(他の曲を良く知っているわけではない。このCDで聴けるものの範囲で、と言いなおした方が良いかもしてない。)、とりたててポリフォニックでなく、縦のハーモニーの美しさの方が勝っているように思える。各節の終わりと始まりの重なりあいがとりわけ美しい。
陶然と、9分あまり厳かな空間に身をゆだねる。厳かに曲が終わる。拍手の音にはっとする。

・今日聴いたのは、パレストリーナの没後400年を記念して、作曲者ゆかりのローマ・サンタ・マリア・マジョーレ教会で行われたコンサートのライブ盤。教皇マルチェルスのミサをメインに、タリス・スコラーズを代表するレパートリー、アレグリのミゼレーレも聴ける。
同内容のDVDも持っているが、これは、もったいないので、時間のあるときに、ゆっくり鑑賞したい。


タリス・スコラーズ LIVE IN ROME (CD) @HMV
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タリス・スコラーズ LIVE IN ROME (DVD) @HMV 

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The Art of The Hilliard Ensemble(ザ・ヒリアード・アンサンブルの芸術...
中世の色彩が見られるヨーロッパ音楽を流して聴いていたい…と 思っていて、ネットでオススメされているのを図書館で探しては 手当たり次第に鑑賞♪ ...続きを見る
薔薇に恋したお月様
2011/04/17 15:35

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
これ有名な録音ですね。私はレーザーディスクで持っていたのですが、再生機器が壊れて売り払ってしまいました。
このころのタリスが一番ウマかったという方もいます。まあローマでの演奏ですから自然と力は入りますわね。。。
ピースうさぎ
2010/12/08 19:40
↑なにか感動に水を差すような発言になってしまいました。
他意はございませんのでなにとぞお許しを。
ピースうさぎ
2010/12/08 19:48
ピースうさぎさん、コメントありがとうございます。
>なにか感動に水を差すような発言になってしまいました。
↑いやいやそんなことはありませんよ。
少人数の合唱団ゆえ、メンバーが交代すると、影響は大きいでしょうね。あのころがベストメンバーで、しかも、ローマでパレストリーナを記念する演奏会、良い時に記録を残してくれたのかもしれませんね。

とはいえ、今のタリス・スコラーズの動向も気になります。最近のもので、良いCDは出ていないのですかね。
レパートリーの録音は、早い時期に一巡してしまったのかもしれませんが・・。
garjyu
2010/12/08 20:47

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