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zoom RSS 北欧の第一印象。グリーク『ペールギュント』の音楽(抜粋)/ サロネン オスロフィル

<<   作成日時 : 2011/02/05 04:54   >>

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小学生のときの北欧のイメージというと、『ペールギュント』の《朝》(本当は北アフリカの朝の情景なんですけど。)と写真でみたフィヨルドの風景でした。

画像


1. 第1幕への前奏曲〜結婚式にて
2. 花嫁の行列の通過
3. ハリング舞曲
4. 跳躍舞曲
5. 第2幕への前奏曲〜花嫁の略奪とイングリッドの嘆き(2-1)
6. 山の魔王の洞窟にて(1-4)
7. 山の魔王の娘の踊り
8. 第3幕への前奏曲〜針葉樹林の奥深く
9. ソルヴェイグの歌(2-4)
10.オーゼの死(1-2)
11.第4幕への序奏〜朝の気分(1-1)
12.アラビアの踊り(2-2)
13.アニトラの踊り(1-3)
14.ソルヴェイグの歌 独唱
15.第5幕への前奏曲〜ペール・ギュントの帰郷(2-3)
16.家でのソルヴェイグの歌 アカペラ独唱
17.教会詣での人たちの歌
18.ソルヴェイグの子守唄

()内は組曲での曲順

バーバラ・ヘンドリックス
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 & 合唱団

エサ=ペッカ・サロネン


例によってThe Great Collection of Calssical Music(以下“グレコレ”と略)のうちの1枚です。

『ペール・ギュント』の音楽好きなんですよね。

最初に聴いたのは、家にあったコンサートホール・ソサエティという通販レコードの17cmLP(普通のLPは30cm)で第一組曲(《朝》《オーゼの死》《アニトラの踊り》《山の魔王の洞窟(宮殿)にて》)を。誰の演奏だっただろう。あまり記憶がないのは、その頃(小学低学年)知っていた指揮者・オーケストラ*ではなかったんでしょうね。
そんなことは頓着せず、曲が好きになり、それこそ盤が擦り切れるほど聴きました。

コンサートホール・ソサエティ盤がお釈迦になってしまったので、ちゃんとしたLPが欲しいと思いました。当時『ペール・ギュント』と言えば、カラヤンかオーマンディの第一・第二組曲あたりが代表的な録音でしたかね。
しかし、私は、値段が安かったというのもあり、ビーチャムの10曲抜粋盤のLPを買いました。第一・第二組曲の8曲に《花嫁の行列》と《ソルヴェイグの子守唄》が加わったものでした。
演奏は、オケだけでなく、ソプラノ独唱、合唱まで入っている贅沢仕様。これも擦り切れるほど聴きました。
特に、組曲に入っていない《花嫁の行列》と《ソルヴェイグの子守唄》、合唱付の《山の魔王の洞窟にて》が好きでした。

CD時代になってからは、随分間があきましたが、例のネーメ・ヤルヴィ(以下“父ヤルヴィ”)の全曲盤は飛びつくように買いましたね。これは、本当に全曲盤で、セリフも少し入っているし、民俗楽器のハリングフェーレも使われています。『ペール・ギュント』の世界にじっくり浸れる、うれしい録音でした。《ソルヴェイグの歌》や《ソルヴェイグの子守唄》のボニーも素晴らしかった。
ただ、全曲通して聴くための音楽作りがされているからか、幻想的ともいえる録音(収録レベルも低いのです。)のせいからか、各ナンバーを個別に楽しんだり、何かしながらのBGMとしたりをゆるさないようなところがあって、たびたびCDトレイにのせたりはしませんでした。

その後は長らく『ペール・ギュント』に接することはありませんでしたが、つい先日、ブックオフで、未開封のこのサロネン盤をゲットしたのですね。

ペール・ギュントの舞台のために書かれた曲は、wikipediaによれば、番号付きで26曲、その他に番号なしが2曲ほどあるようです。
父ヤルヴィの全曲盤では、番号付きのものは全て演奏されていましたが、ピアノ曲からのアレンジの追加曲《花嫁の行列の通過》は含まれていませんでした。
一方、サロネン盤では、歌もの(重唱曲)の一部がカットされているかわり、《花嫁の行列の通過》は含まれています。この曲、そんなにたいそうなものではないのですが、明るい雰囲気がとても耳に馴染むんです。ようするに、私の好み。ヤルヴィ盤で入ってなかったので、ちょっと残念に思っていたのですよね。
さらに、《ソルヴェイグの歌》は、管弦楽版、管弦楽伴奏のソプラノ版、ソプラノ・アカペラ版で演奏されています。

サロネン+オスロフィルの演奏、いわゆる本場もののです。ネイティブであることが、全て良い結果を生むとは限りませんが、ここでは、サロネンの若々しい音楽づくりと、作曲家への共感があいまって、とても良い仕上がりになっていると思います。
具体的には・・。

・《第1幕への前奏曲〜結婚式にて》や《花嫁の行列の通過》の弾むような音楽づくり。
・ハリングフェーレの2つの舞曲は舞台の雰囲気を彷彿とさせる。
・《山の魔王の洞窟にて》の追い込みと、合唱の迫力。
・管弦楽版の《ソルヴェイグの歌》や《オーゼの死》での、燻し銀の弦の響き。
・誰がやってもそこそこ聴ける《朝》。ここでは、サロネンのほど良い歌いこみが、オスロの弦の渋さにマッチして○。
・《アラビアの踊り》は合唱、ソプラノ独唱、入ってます。とくに、テンポがおとされ、暖かくてやさしいバーバラ・ヘンドリックスの歌が入ってくるところが、とても良い。
・《ペール・ギュントの帰郷》から《ソルヴェイグの歌》のアカペラ独唱、《教会詣での人たちの歌》アカペラ合唱の聖歌、《ソルヴェイグの子守唄》と続く流れは圧巻。まさにドラマを見ているよう。《ソルヴェイグの子守唄》はpp〜pの曲だけれど、オケの集中力というか、響きの密度が一段あがっているように感じる素晴らしい演奏。
《ソルヴェイグの歌》は父ヤルヴィ盤のボニーが好みだけれど、《子守唄》はヘンドリックスの方の歌いこみ方が上の気がする。


『ペール・ギュント』、久々に堪能しました。


グリーク『ペール・ギュント』より 他 / サロネン オスロフィル @HMV



*こちら↓を覗かせていただいたら、
http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/menu_concerthall_album_list.htm
ジャンフランコ・リヴォリ指揮ウィーン音楽祭管弦楽団の演奏だと分かりました。
リヴォリさん、今でも知らないお名前ですが・・。

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