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zoom RSS 『天にひびき』第3巻

<<   作成日時 : 2011/02/14 23:34   >>

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期待の音大系コミックの第3巻でました。
吉松隆 師匠の、毎度お馴染み、指揮者に関するコラムもついて、580円(税込)にて絶賛発売中。

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と、コマーシャルをしてみましたが、これ、やっぱり面白いです。クラシック音楽、音大生の日常・・なんてことで、やはり『のだめ』の初期のころを彷彿とさせますね。

ギャグ路線ではないため、抱腹絶倒というわけではありません。
のだめ、ますみちゃん、峰君・・みたいな際だって面白いキャラというのは出てこないのも確かです。

でも、なかなかに読ませるんだよなあ・・。


主役2人、ちょっとダメダメなヴァイオリン科の学生の秋央(あきお)と、天才の片鱗を見せる指揮科のひびき(女の子)を中心に描かれてきたこれまでの2巻と違い、今回は、これからの話の深みや広がりの布石としてか、周辺のキャラクタを掘り下げるエピソード集という趣になっています。

1巻でドイツに旅立ってしまった秋央の幼馴染の美月(みつき)が、美人さん、しかもプロピアニストになって一時帰国したり、キザでプレイボーイの指揮科の梶原君が実は苦労人であることが分かったり、最初の秋央のヴァイオリンの師匠、脳溢血で倒れてもなお、ヴァイオリン演奏に執念を燃やす榊先生に皆で会いに行く話があったりと、盛りだくさんですけれど、やはり、1巻ではクールビューティかと思われていた、ヴァイオリン科の無口な波多野深香(はたのみか)嬢が、秋央を思うあまり、いろいろな場面でヤキモキしているのが可愛らしいですな(←このスケベ中年が)。ちなみに深香嬢、この3巻で、ヴァイオリンの技術はあるのに、ロシア近代もの(ショスタコ、プロコ)ばかりが好きな変わりものという属性が明らかになりました。

まあ、真面目にというか本筋的に見れば、脳溢血で右手が不自由になっても、執念でヴァイオリンを弾く榊先生の姿に、ひびきが感じた『何か』というのが、第3巻の“肝”なのでしょうけれど。

あと、遼(はるか)さんのブログでも書かれていましたけれど、ひびきが、秋央と先輩学生(作曲科)の外山を相手に、音楽に対する思いを語るセリフ・・なかなか良いんですよね。
まだ、読んでない方は、是非本編をお買い上げのうえ、もしくはマンキツで17〜20ページをどうぞ。

今回の主な登場楽曲
・ラロ スペイン交響曲
・ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番
・サラサーテ 序奏とタランテラ
・ブラームス 交響曲第2番
・イザイ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第5番
・バッハ シャコンヌ〜無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番

『天にひびき』第3巻 @HMV


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
トラバありがとうございます。
榊先生の話のあたりは、深いと感じました。演奏家にとって、突然の病気や怪我などで演奏が出来なくなることは、本当に耐え難いことですね。その榊先生の演奏を聴いた後のひびきの言葉も、力強かったですね。4巻も楽しみです。

2011/02/15 22:01
遼さん、コメントありがとうございます。トラバ失礼しました(リンクを張るとトラバになってしまうのですね。)。

演奏家(アスリートもそうかもしれませんが。)は、サラリーマン以上に、体が資本で、相当なリスクを負っているのですよね。
榊先生のエピソードを読んで、舘野泉さんのことを思いおこしました。
garjyu
2011/02/16 07:45

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