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zoom RSS 昇天の儀。バッハ カンタータ第43番《歓呼のうちに神は昇天したもう》/ コープマン

<<   作成日時 : 2011/06/04 22:33   >>

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まことに喜ばしい、晴れやかかつ大規模なカンタータ。

画像


カンタータ第43番《歓呼のうちに神は昇天したもう》
Gott fähret auf mit Jauchzen

Prima parte
1.Chorus“Gott fähret auf mit Jauchzen ”
2.Recitative“Es will der Höchste sich ein Siegsgepräng bereiten”
3.Aria“Ja tausend mal tausend begleiten den Wagen”
4.Recitative“Und der Herr, nachdem er mit ihnen geredet hatte”
5.Aria“Mein Jesus hat nunmehr”

Seconda parte
6.Recitative“Es kommt der Helden Held”
7.Aria“Er ists, der ganz allein”
8.Recitative“Der Vater hat ihm ja”
9.Aria“Ich sehe schon im Geist”
10.Recitative“Er will mir neben sich”
11.Chorale“Du Lebensfürst, Herr Jesu Christ”

Johannette Zomer, soprano
Bogna Bartosz, alto
Christoph Pregardien, tenor
Klaus Mertens, bass
The Amsterdam Baroque Oechestra & Choir

Ton Koopman


今年は、6月2日が、復活祭から40日目(復活祭の日それ自体を第1日と数えるため、復活祭の39日後。正確な表現では、復活祭から数えて6回目の日曜日後の木曜日。)で昇天祭でしたが、私は6月5日の日曜日だと勘違いしており、すっかりスルーしてしまっておりました。例によって、Noraさんのブログで、5日に聴く曲についてネタを仕入れようなんて思ってチェックをして気がつきました。
イエス様、復活はしたは良いけれど地上に取り残されたままで、昇天し神と一体にならないと、ちょっとマズイですものね。遅ればせながら、つつしんで、昇天祭用のカンタータ聴かせていただきます。

この日のカンタータは、37番《信じて洗礼を受けしものは》、43番《歓呼のうちに神は昇天したもう》、128番《ただキリストの昇天によりてのみ》と、『昇天祭オラトリオ』 の別名もある11番《その御国に主を讃えよ》の4曲です(11番、オラトリオなのかカンタータなのか、どっちやねんという話は、私には分からないので聞かないで下さい。ちなみに、教会暦の順番どおり最低1曲づつのカンタータが収録されているリヒターの選集にはこの11番が入ってましたね。)。

今日取り上げるのは、これまで、じっくり聴いていなかった43番《歓呼のうちに神は昇天したもう》です。
この曲については、いつもアテにしている、NoraさんのブログこちらこちらのHPにも解説がないので、ちょっと不安ではありますが、まあ、いつもと同様、小学生の感想文タッチでいってみましょう。

まず、このカンタータ、2部構成で曲数が多いのですね。取り立てて長い曲があるわけではないので、全体の演奏時間が際立っているわけではないですけれど。2部構成のカンタータは、この時期(ライプツィヒ3年目)、何曲か、書かれているようですね。ワイマール時代に着手し、ライプツィヒ時代の初め頃に今の形になった、バッハのカンタータの中で一番有名な147番が2部構成でしたね。
楽器編成としては、やはり、神の楽器トランペットと、ティンパニが使われていることが、重要でしょうか。

1曲目の合唱、弦のしっとり、しかも威厳のある序奏に続いて、くだんのトランペット、ティンパニがフィーチャーされた主部に入り、複雑な対位法の綾を見せます。ちょっと短めではありますが、聴くものを幸せにする、華やかで充実した素晴らしい曲です。コープマン+アムステルダム・バロック、躍動感のある素晴らしい演奏してますね。

テノールの、2曲目のレチタティーヴォと3曲目のアリア、神を賛美する歌詞ではありますが、オペラのように、明るく、軽やかです。

続く、3曲目、4曲目は、ソプラノのレチタティーヴォとアリア。昇天されたイエスの事を歌っていますが、短調で書かれています。とくにアリアは、暗いわけではないですが、しっとりとした良い曲です。
Zomerの声が、少年のように無垢で美しいのです。

2部の冒頭は、バスのレチタティーヴォですが、力強く、音楽的というか、これもオペラチックですね。

続くバスのアリアはトランペットのオブリガートを伴って、カッチョ良く歌われています。勇士(イエス?)が、一人でサタンと戦ったことをたたえているというのが詞の内容のようです。

レチタティーヴォの後の、アルトのとアリアは、オーボエを伴って短調で歌われます。アンチキリストという言葉が出てくるからか、ちょっと厳し目の音楽になっているのでしょうか。テンポは速めなので、重苦しくはありませんが。

ソプラノのレチタティーヴォに導かれる最後のコラール。
他者の演奏はどうか分かりませんが、コープマンは、これを、するすると速めに演奏しています。それでも、コラールの演奏が絶品なのは、いつものこと。
単純なコラールの良さを分からせてくれるというだけで、コープマン+アムステルダム・バロックの演奏は値千金だと思うのです。

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