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zoom RSS 沈まぬ太陽。 ペルト スターバト・マーテル / K.ヤルヴィ ベルリン放送響

<<   作成日時 : 2011/08/12 23:46   >>

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日航ジャンボ機墜落事故追悼の日に。

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スターバト・マーテル〜混声合唱と弦楽合奏のための

RIAS室内合唱団
ベルリン放送交響楽団

クリスチャン・ヤルヴィ

録音時期:ベルリン放送局ザール
2009年2月1〜4日


広島、長崎それぞれの原爆の日、終戦の日、そして今日、日航ジャンボ機墜落事故の日と、この時期、大勢の人の死に思いを馳せる機会が多くなります。
そして、今年は、東日本大震災による数多くの方々が、尊い命をなくされました。
人生80年として、もうその半ばをだいぶ超えてしまった今日この頃、死に対して、むしろ若い頃よりも、身近になった分(近しい人が亡くなったりすることが多くなったりしているせいでか)、鈍感になっていっているような私ですが、あらためて、人の命の重さを思い、天災、戦争、事故で本来許された寿命をまっとうできなかった方々への鎮魂の気持ちで、手を合わせたいと思います。

祈りの傍ら、心の中だけでなく、物理的な空間をも浄化してくれるような、このペルトのスターバト・マーテルを流しました。

途中、若干ながら激しい部分はありますが、ルネサンスや中世に書かれたかのようにシンプルで静謐な音楽。20世紀に書かれた宗教曲の中でも、一番と言えるほど美しいものでしょう。ただ、その音楽の背景にある緊張感から、単なる“癒し系”ではない、BGMにはなりえないものでもあります。

ここで演奏されているのは1985年に書かれたオリジナル版(ソプラノ、カウンター・テノール、テノールと、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの編成)ではなく、弟ヤルヴィによる依頼でペルトが編曲し直した『混声合唱と弦楽合奏のための版』です。懐古的(中世的?)な響きと緊張感は、クレーメル + ヒリアード・アンサンブルによるオリジナル版による超名録音にはかなわないものの、新版によるヤルヴィの演奏、ロマン派的な優しい響きと普遍性を獲得していると思います。

ちなみに、ヤルヴィ一家(ここでのクリスチャン以外に、父=ネーメ、兄=パーヴォ)はペルト音楽を頻繁に演奏しているようですが、そもそも父ヤルヴィ(1937年生まれ)とペルト(1935年生まれ)は、同郷というだけでなく、同じ音楽院に学んだということで、同窓生だったんですね。
ということで、ペルト自身が立会をしていることも含め、この弟ヤルヴィ君の録音、極めてオーセンティックなものと言えるでしょう。

ペルト スターバト・マーテル、交響曲第3番 他 / K.ヤルヴィ ベルリン放送響@HMV

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