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zoom RSS 燃え滾るエネルギーの塊。マーラー交響曲第6番 / バーンスタイン ニューヨークフィル

<<   作成日時 : 2011/11/03 01:09   >>

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マーラー ルネサンス初期の代表的録音。前のめりの若武者ぶりがたまりません。

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マーラー交響曲第6番イ短調

ニューヨーク・フィルハーモニック
レナード・バーンスタイン

録音:ニューヨーク リンカーンセンター フィルハーモニック・ホール
1967年5月2日、6日

バッハのカンタータの全人類を優しく包み込み慰撫し、ときには厳しく厳かに諭してくれる音楽、素晴らしいです。癒されます。
しかし、一生これに浸っていたい・・という思いとは裏腹に、心の奥底の暗い澱の中から、刺激的で悪魔的でギスギスした音楽が聴いたいという欲望がフツフツと湧いてきた今日このごろ。
何を聴こう?バルトークかショスタコ、プロコあたり?もっと、キリキリくるシェーンベルク、いっそリゲティとかペンデレッキとか?

といいつつ、今日は、激しく悪魔チック、最後に勝利、癒し、光がない、暗黒の交響曲、マーラー6番で行ってみます。
ちなみに、私、マーラーの交響曲では、9番とこの6番が最高傑作(両方とも器楽のみの作品ですな。)と信じて疑っておりません。

例によって、テンシュテットのライヴは、怖くて封印してます。ひところ良く聴いていたゲルギエフでも良いけれど、もう書いているしな。
いつか書こうと思っていたスヴェトラのものか、最近手に入れたバーンスタインの旧盤か。
探すとみつからないスヴェトラ盤。何かの気の迷いで、ブックオフ送りもしくは誰かにあげてしまったのだっけ?
まあ、いいや、実は未開封のバーンスタイン旧盤、今回初聴きイってみます。

1楽章、テンポは速めだけれど前のめりにはなってません。私の感覚としては、ちょうどいい感じ。
録音というよりは、テープの劣化なのか、なんか、もごもごした再生音が、逆にサツバツとしたこの曲にマッチしているような気がするのは、痘痕も笑窪というやつでしょうか。
気のせいか、アンサンブル(特に弦?)は雑なような感じもしますけど、細かくないところが、男らしくてよろしい。
暗いというよりは激しい、若々しさを感じる、イイ1楽章ですな。

2楽章もテンポ速め。細かいところに拘泥しない感じは1楽章と同様。その分、なんか複雑なリズムやアクセントのズレで聴かせるところの面白さは後退しているかもしれません。ちょっとオモチャの楽隊チックなチープさもあります。嫌味はないので、個人的には嫌いではないですが。
トリオは美しい部分もあるので、もうちょっと録音が良ければなあと思うところもあります。

3楽章。マーラーが書いた緩抒楽章の中でも飛び切り美しいもののひとつですよね。私は、有名な5番のそれよりも、こちらの方が好きです。
ちなみに、このアンダンテを2楽章に持ってくる演奏もありますが、個人的には(というか、耳に馴染んでいるからか?)3楽章に置かれているほうがしっくりします。

頭、バーンスタインは結構テヌートというかルバートでひっぱります。個人的には、この楽章、あまりテンポを引っ張りまわしたりせず、表面的にはクールな感じで纏められたものが好きなんですが。
木管楽器のソロ、掛け合い、弦の歌、美しい聴きどころはたくさんある曲なので、もう少し、音がよければと思わないでもないです。それでも、ところどころハッとするような美しさがかいまみえます。
カウベルは、1楽章でも思ったのですが、録音の奥行きが感じられないので、おもちゃチックではあります。

4楽章はこの交響曲の核心ですね。

敵の圧倒的な戦力。勝利は望めないのに戦いに赴かなければならない男たち。
戦闘開始、奮戦。いや意外にも善戦か。
しかし、それは一時的なもの。やはり圧倒的な戦力格差、打ちのめされ(ハンマーで!)退却。
それでも、あきらめてはいけない。もう一度、いや何度でも立ち上がらなければならない。
とはいえ、奇跡は起こらない、最後は完膚なきまでに打ちのめされてジ・エンド。

この楽章を聴くといつも、こういった物語(妄想?)を思い浮かべるのですが、この演奏では、それほど、絶望チックではないように感じました。十分熱い演奏なのですが、暗い色合いがあまりないんですな。速めのテンポも相まって、まだまだ負ける気がしない感じの音楽です。
若武者バーンスタインの覇気ゆえでしょうか。これはこれでカッコ良くて好きですが、今は、もっと暗黒な演奏を聴きたい感じがしてます。
テンシュテット盤の封印を解いてしまうか?
実は、バーンスタイン、ウィーンフィルとの新盤持っていないのだが、そっちも気になったり。

こちらはバーンスタイン、ヒゲ面時代の映像版↓


マーラー交響曲第6番 / バーンスタイン ニューヨークフィル@HMV

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