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zoom RSS 若さ爆発。 シューベルト 交響曲第1番 / インマゼール アニマ・エテルナ

<<   作成日時 : 2012/04/08 16:50   >>

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古典派プラスアルファのカッチョ良さ。

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シューベルト 交響曲第1番ニ長調 D82

アニマ・エテルナ
ジョス・ファン・インマゼール 

ティルブルヒ・コンサート・ホール、オランダ
1996年12月


誰も読んでくれなくても1番から全部聴くシリーズ(前回オネゲルでしたんでね。)続けています。
今回は、前回と全く脈絡なくシューベルトの交響曲を聴き始めてみました。

『歌曲の王』(昔の音楽の教科書によれば)シューベルトさん、実は、交響曲を書くことにはかなり執念を持っていたようで、今普通に演奏される番号付き作品以外にも未完成作品というか断片などが書き散らされ、そんなものだけでもかなりのボリュームになるらしい(それらを含めて全部音にしてしまったマリナーの“全集”があるようですが持っていません。)んですが、今回は、基本的には、通常に聴ける8曲を順番に聴いてみます。というか、手元に音源がないんでね。

で、本日第1回目は1番。手元にあるのは唯一このインマゼール+アニマ・エテルナの演奏の録音。私の購入したのは、フランスSONY盤の全集で、ライナーにはそこそこのボリュームの文章が載っているのですが、フランス語だけなので、何が書いてあるやらさっぱりですわ、という話はさておき、この全集このコンビの出世作といえるもので、軽んじられていた初期の作品の魅力を引き出したと初発売当時話題になっていましたので、これを皮切りに聴くのは良い選択ですねと自画自賛。
で、この1番の交響曲をちゃんと意識して聴くのは、今回がほとんど初めてかしらねえ。

1813年頃というから、シューベルトは15-6歳の青年ちゅうか、今なら中坊にしてこの曲つくったんですね。
ベートーヴェンの第5と《田園》の初演が1808年なんで、当時のシューベルトはそれらを聴いていた(もしくは楽譜を見ていた?)としても、それらの先にあるものを作るような段階にはなかったようですね。
当時(もう少し後?)の師匠は、あの《アマデウス》で有名になったサリエリらしく、そのサ先生に「チミの作品はモーツルトやハイドンのマネやね。」と言われていたらしいです。ベートーヴェンを大尊敬していたシューベルトが、『お前に言われたかないやい。』と思っていたかどうかは別にして、確かにそうかもしれないなとは思います。でも、中坊が、モーツアルトなみの交響曲書けたら、それはそれで大したもので、そういった意味では、この1番、モーツアルト、ハイドンの後期に匹敵する十分以上に魅力的な“古典派交響曲”なんではないかと、今回改めて聴いて思った次第です。

第1楽章 アダージョ − アレグロ・ヴィヴァーチェ
ガツンと明るさ元気さいっぱいの短い序奏に、ほとんどスルスルと違和感なく主部にはいっていく見事さは、シューベルトの、創意工夫のハイドンより天衣無縫のモーツアルトに近い資質を感じます。鼻歌で歌えそうなメロディもいいです。

演奏は、まず、ピリオドオーケストラ特有の、割れるような音の金管、皮々したティンパニが気持ちの良さが◎。一方、テンポは、ピリオドにありがちな速過ぎるようなことはなく、十分な前進性を持ちながら、重心もそこそこ低めにとって、少ないであろう人数の割りに充実した響きを聴かせてくれます。


第2楽章 アンダンテ
知らない人に聴かせたら、やっぱりモーツアルトって思っちゃうであろう緩抒楽章。
転調して短調になったところの陰りがたまりません。モーツアルトの透明な短調より若干水分が多いような雰囲気がありますかね。

ところどころで入る、金管のエッジの効いたアクセントが、この演奏では、とくに印象的でした。木管の、ちょっとボカシの入った憂いを含んだような音色もいいです。


第3楽章 メヌエット、アレグレット
ベートーヴェン的なスケルツォではなく、やはりここは古典的なメヌエット。
風車がクルクル回っているようなカワイイ音楽。トリオも雰囲気を大きく変えることなく、さらに魅力的な音楽が展開されます。


第4楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
これも明るさいっぱいの、古典交響曲のフィナーレ楽章。

アレグロ・ヴィヴァーチェにしては、猪突猛進にならずに、スピード感を失わない程度にじっくりのテンポで進める演奏には好感持てます。
タタターンと高らかな終結のティンパニがカッコ良いです。

演奏も良かったからだと思いますが、じっくり意識してこのシューベルトの交響曲を1番を聴いてみて、その魅力に改めて気が付いきました。


シューベルト 交響曲第1番、3番、5番 / インマゼール アニマ・エテルナ@HMV

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