一年365枚NEO 2017

アクセスカウンタ

zoom RSS ワルター翁の枯淡で玄妙なる至高の世界 マーラー 交響曲《大地の歌》/ ワルター ニューヨークフィル他

<<   作成日時 : 2013/12/29 06:25   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

彼岸の地からのワルター翁の包容力に満ちたメッセージ。

画像


マーラー:『大地の歌』

ミルドレッド・ミラー(メゾ・ソプラノ)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
ニューヨーク・フィルハーモニック

ブルーノ・ワルター

1960年4月18、25日
ニューヨーク、マンハッタンセンター


《大地の歌》には、一時期相当嵌っていました。本当に同曲異演のCDをあれこれとっかえひっかえ、一日中ずっと聞いてました。よく自殺しなかったもんだ(マーラーはこの曲を聴いて自殺者が増えるのではないかと、本気で心配していたらしいですな。)。

ワルター指揮のものとしては、フェリアーの圧倒的存在感のアルトを迎えたウィーンフィルとの録音は、当然聴きなじんでおります。しかし、今の私にとっては、そのフェリアーの声の圧倒的なゆえ、そのCDはお彼岸のときだけ取り出して拝み奉る、敬しつつも近寄りがたいものになってしまっています。

一方、ニューヨークフィルとの本録音、ウィーンフィルとの録音があまりに有名ゆえ(ワルター+ウィーンフィルにはもう一つ戦前の録音があります。私は未聴)、そっちを聴いていればひとまず安心ってな具合で、長年“知ってはいるけど聴いたことない”リストに入っとりました。
鋭い視点で名曲名盤の定点観測をされている安曇野さんのブログを読んで、手に入れたのが去年のこと。

まず、最初に聴いたときの感想、「なんと美しい音の鳴っていることか。」と唖然。
当時(1960年)としては最上の部類の録音ではないでしょうか。今今の最新の録音のように、すべての音が克明に聞こえるというわけではないですが、うまく溶け合った独唱とオケ、なんとも良い雰囲気のエコーが、むしろ細部にとらわれ過ぎない分、より音楽的なように感じます。

そして、そのエコーを伴い鳴っている音楽の優しいこと。声も癖がなく突出せず、理想的なバランスの“交響曲”の演奏になっていると思います。ワルター翁の力の抜けきった(しかし集中力やカリスマを失ったわけでない)表現、押しつけがましくないのに心の奥底まで突き刺さってきます。

最終楽章《告別》はこの曲の核心ですが、ここでの集中力はやはり凄いものです。ミラーの透明な歌声(清楚で好みです。)、オケの玄妙な響き、それを見守るワルターの慈愛の眼差し・・。深刻過ぎないゆえに、むしろ心に沁みこみます。絶品。


マーラー 交響曲《大地の歌》/ ワルター ニューヨークフィル@HMV


(過去記事)
ジュリーニ ベルリンフィル盤



ブルーノ・ワルターの芸術?ウィーン・フィル編
EMIミュージック・ジャパン
フェリア(キャスリーン)

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ブルーノ・ワルターの芸術?ウィーン・フィル編 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
https://www.facebook.com/jito3

こっちにアクセスした方が早いですね。前のコメントは削除してください。
またご縁があったらお会いしましょう。
ピースうさぎ
2013/12/29 19:29
ピースうさぎさん

コメントありがとうございます。
私も最近FBはじめました。友達リクエストさせていただきました。よろしくお願いします。
garjyu
2013/12/30 07:37

コメントする help

ニックネーム
本 文
ワルター翁の枯淡で玄妙なる至高の世界 マーラー 交響曲《大地の歌》/ ワルター ニューヨークフィル他 一年365枚NEO 2017/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる