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zoom RSS 怜悧で温和で剽軽で生真面目で。ラヴェル 組曲《クープランの墓》(ピアノ版)/コラール

<<   作成日時 : 2014/09/06 18:58   >>

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管弦楽版にないトッカータは圧巻。メヌエットの優しさも素敵ですね。

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・組曲《クープランの墓》
1.プレリュード
2.フーガ
3.フォルラーヌ
4.リゴードン
5.メヌエット
6.トッカータ

ジャン=フィリップ・コラール
1977-1979年?

管弦楽版の《クープランの墓》、カラヤン盤とデュトワ盤をとっかえひっかえ聴いている今日この頃ですが、たまたま本屋でBGMにこのメヌエットのピアノ版が流れているのを聴いてうっとり。『こりゃピアノ版も聴かざるをえまい。』と思い立ったのが本日の散歩中。
ラヴェル、私にとっては管弦楽とちょこっとの室内楽が重要という認識の作曲家。ラヴェルのピアノ曲のCDなんてそんな持っていなかったんで(まともに聴いてたのはアルゲリッチの《夜のガスパール》くらいか?)、帰りに大森のブックオフにてこのコラールのラヴェル、ピアノ曲集を未開封950円にてゲット。特に今の世の中で1枚950円のクラシックCDは安くはないんですがね。選択の余地はなかったもんで(そもそもドビュッシーなんかと比べるまでもなく、ラヴェルのピアノ曲がまとまっているCDって少ないんですよね。)。

コラールのピアノ、フォーレの室内楽、サン=サーンスのピアノ協奏曲なんかでお世話になってはいましたが、他のレパートリーについては、あまり話題にならないような気がしますな。今回、たまたまこれしかなかったので(モニク・アースのものもあったんですけど、usedだったので、今回遠慮しました。)購入しましたが、もしかしたら、今回“突発性クープランの墓病”が発症しなければ、一生聴かなかったものかもしれませんが、《夜のガスパール》とか《水の戯れ》とか聴いて『こりゃいい買い物をしたわい。』とご満悦なところ。曲がいいのか、演奏がいいのか、両方なんでしょうな、きっと。←いい加減(クラシックオタク歴40年超といっても、こんなもんです。)

で、肝心の《クープランの墓》です。
ピアノ版がオリジナル、管弦楽版は作曲者本人による編曲とわかっているのですが、管弦楽版を聴きなじんでいるので、逆からのアプローチになってしまいますが、以下感想。

プレリュードは、ピアノで聴いていると、冒頭のオーボエの鄙びた音が恋しくなってしまいました。ただ、ピアノの音色だけでも、ppでの煌めきやクライマックスを築くさまは非常に色彩豊かに感じられました。

フーガは初めて聴く音楽。バッハのような線の絡み合いのようなものと違う、ちょっと点描的な多声部で不思議な感じ。もう少し聴き込みたいですね。

フォルラーヌは、管弦楽版がやりようによっては剽軽な音楽になってしまうところ、ピアノだと、そういったところが、良い意味でも悪い意味でも薄まってしまう感じですかね。しっとりと流れる音楽に聴こえます。なんかいい気持。

管弦楽版とは順番変わって、ラストではなく中間に位置しているリゴードン。
こういうものなのか、演奏(解釈)のせいかわかりませんが、ちょっとギクシャクして、組曲全曲のここに剽軽ポイントが置かれている感じでした。そこそこ盛り上がるけれど、フィナーレでもなし。これは管弦楽版の方がいいかなあと思いました。

メヌエットいいっすね。これはピアノの冷たい響きとマッチしてるし。これ単独でもアンコール・ピースに良いのではないかと思われます。ハイ。

管弦楽には合わないとされ、編曲されなかった終曲トッカータ。
重々しい低音の打鍵、キラキラと煌めく高音、駆け回る指、ピアノで盛り上げる音楽として納得。コラールさんもそれまで抑えていた力を吐き出しきっているっちゅう感じです。満足です。

コラールの演奏については、比較をしているわけではないのでどれくらいの水準なのかわからないのですが、清潔かつ洒脱な感じ、かつパワフルさも十分で、曲の良さ十二分にわからせてくれているものかと思われます。感謝。
ところで、録音年については、CDではこの曲に対して1977年11月、1978年2月、1978年6月、1979年12月の4つが記載されていましたが、どういうことでしょう。組曲をバラバラに録音したということでしょうか?それとも何かの間違い。まあ、通して聴いていて全く違和感はないんですがね。

ラヴェル ピアノ曲集/コラール @HMV





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