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zoom RSS 男の浪漫。メンデルスゾーン 交響曲第3番《スコットランド》(1842年版)/ シャイー 

<<   作成日時 : 2014/11/03 09:03   >>

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異版を採用していることもセールス・ポイントではありますが、それ以上に男気のある芯の一本通った演奏がいい。これも大推薦。

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交響曲 第3番《スコットランド》(1842年ロンドン版)

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
リッカルド・シャイー

ライプツィ、ゲヴァントハウス
2009年1月22-23日

メンデルスゾーンへの関心、研究というは結構最近になって盛んになってきたもので、同曲の異版などがいまだ発見されつつあるようです。
《スコットランド》については、現行演奏されている最終版のほかにライプツィヒ初演版と、ここで演奏されているロンドンでの演奏版があります。

研究熱心なシャイーは、メンデルスゾーン所縁の世界最古のオケで珍しいこのロンドン版を採りあげ、素晴らしい演奏、録音(ライヴ)を残してくれました。

速いけれど十分歌えるテンポの序奏。管が古楽系と違い、低音が充実したピラミッドバランス。シャイーのアプローチは
ことさら寂しさを強調しないところが却ってそれを感じさせてしまうといった風情。管(オーボエ?)の音は古楽系を意識したのか鄙びた雰囲気、弦はことさら美麗さをひけらかさないも艶消しな大人の魅力です。
主部も、闇雲な猛進ではなく、目的が見えたうえでまっすぐと突き進んでいく音楽、ダンディでカッコいいですね。

コーダ前のあざといけれど金管の咆哮がカッコイイひとくさりはこの版での魅力です。まあ、現行版の方が簡潔で格調高いとも言えますが。

2楽章も速いテンポで駆け抜けますが、オケのゆとりのある懐深い音が曲の魅力を増している感じです。

3楽章も1楽章の序奏と同様、渋い表現の中に哀愁を感じます。高倉健のような男の背中で魅せる演技を彷彿とさせます(か?)。

4楽章、速いテンポでも充実した響きなので、急ぎ過ぎではなく雄々しいイメージになります。
フレーズが現行版と違いちょっと錯綜した感じに聴こえなくもありますが、これはこれでありかと。

問題の最後の明転するコーダも、一点の迷いもなく男らしく決めてくれているので、全曲聴いたところでの納得感は大きかったですな。


しかし、これ本当に充実の名演奏かと。シャイーってこんな男らしいイメージの音楽家でしたっけ。いい歳の取り方をしているっちゅうことですかね。

できれば、同じコンビで同時期に現行版でも演奏してもらって聴き比べできる企画のCDだったかもっと面白かったかもなあとも思いました。

メンデルスゾーン 交響曲第3番《スコットランド》(1842年版)/ シャイー ゲヴァントハウス管@HMV




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