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zoom RSS 泰然。ベートーヴェン 交響曲第9番《合唱》/ クリュイタンス ベルリンフィル

<<   作成日時 : 2014/12/29 11:41   >>

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ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125《合唱》

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グレ・ブロウェンスティーン
ケルスティン・マイアー
ニコライ・ゲッダ
フレデリック・ギュトリー
ベルリン聖ヘドヴィッヒ教会合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

アンドレ・クリュイタンス

録音時期:1957年12月 ベルリン、グリューネヴァルト教会

このブログでも年末恒例の第九です。

昨年末はアバド+ベルリンフィルの若々しいのを聴きましたが、今年は同じベルリンフィル(といっても録音年代が半世紀近く違うので同じ方が弾いているという可能性はないと思いますが)の最古のステレオ録音(でしよね?)を今年最高の買い物のひとつ、クリュイタンス・コレクションから聴いてみます。

今日は第1楽章から順に聴いていきましょう。
(この曲長いので、時々、端折って4楽章だけとか、3楽章からとか聴いたりすることも多いんですが。)
まず、ゆったりといいテンポで音楽が流れていきます。クリュイタンスの指揮、ベルリンフィルを信じて何も足さない、何も引かないという態度に徹しているように思えます。それが実に功を奏し、音楽のスケール感、高級感を増しているようです。

第2楽章
疾走する音楽ですが、クリュイタンス、慌ててはいないですね。
エコーの奥から聴こえる木管の音が何か幻想的です。

第3楽章
いいなあ〜これ。
ゆっくりだけれど、流れる音楽。緑の森林の綺麗な空気の中深呼吸するような気持ちにさせます。ベルリンフィルの渋くも美しい音色、程よいエコーのかかった録音も魅力の一端を担っているのは当然です。ホルンの短い一くさりのソロとかもいいなあ。

第4楽章
4楽章も泰然と始まります。何が起こったんだろうの疾風怒濤の冒頭ではないですね。
つなぎ部のフルートが綺麗で、耳につきました。ソロはニコレでしょうか?
歓喜の歌もとても立派に高級な感じで紡がれます。
ギュトリーさんは存じ上げませんが、優しい優しいフロイデの歌いだし。合唱も独唱陣もただただ音楽に奉仕し、どこといって突出しません。これまた優しく明快なゲッダの声も魅力。
最後の最後までだれずあわてず、大団円も綺麗に大人な高級な音楽のまままとめてくれました。満足。
ただ、この4楽章だけは、オケの時だけより、音場が少し窮屈に聴こえ(るような気がす)るのが残念かもしれません(とくに独唱陣が入ってくると、それぞれの声をマイクで拾ってミキシングしているからかもしれませんね。これは私の勝手な推測)。

聴き終えて、ベートーヴェンの第九とはまさにこういう音楽だったなあと思わせる、本当に大人(おとな)な音楽家の大人(たいじん)な演奏でした。録音も今でも(私の安いスピーカーによる定点観測)十分魅力的な音だと思います。

ちなみにクリィタンス、この録音の時、年齢52歳。片や昨年聴いたアバドは67歳。
若々しいと思ったアバドの方が一回り年上時の演奏だったんですね。
もちろん、時代が求めていた演奏スタイルというのもあるかもしれませんし、昔の大人が大人だったのか、演奏家の個性ということなのか、まあ全部ひっくるめてなんでしょう。
もちろん、どっちがすぐれているとか悪いとかの話ではありません。どちらも魅力的。

アンドレ・クリュイタンス・コレクション@HMV



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